2020年度のモータースポーツ、サイクルスポーツのスケジュール
様々な影響が出ている、コロナ禍の影響ですが冬〜春にかけて世界中のありとあらゆるスポーツが殆ど中止、延期となり世界中のエンターテイメントがストップした状態となっていた。
少し状況が落ち着いて(落ち着いたのか?)ようやく、再開されてきたのでここで改めて整理をしてみる。
F1
放送予定 CSフジテレビ
DAZN F1
ラウンド | グランプリ名 | 日程(決勝) |
---|---|---|
R.1 | オーストリアGP | 7/5 |
R.2 | シュタイアーマルクGP | 7/12 |
R.3 | ハンガリーGP | 7/19 |
R.4 | イギリスGP | 8/2 |
R.5 | 70周年記念GP | 8/9 |
R.6 | スペインGP | 8/16 |
R.7 | ベルギーGP | 8/23 |
R.8 | イタリアGP | 9/6 |
R.9 | トスカーナGP | 9/13 |
R.10 | ロシアGP | 9/27 |
R.11 | アイフェルGP | 10/11 |
R.12 | ポルトガルGP | 10/25 |
R.13 | エミリア・ロマーニャGP | 11/1 |
R.14 | トルコGP | 11/15 |
R.15 | バーレーンGP | 11/29 |
R.16 | サヒールGP | 12/6 |
R.17 | アブダビGP | 12/13 |
※8/30 R.14〜R.17が追加かされたので更新
開幕が大幅に遅れたF1、今年も相変わらずメルセデス/ハミルトンが強いようだが、先日の70周年記念GPではホンダのフェルスタッペンが今季初勝利。
一方で当初予定のラウンド数が大幅に削減され13ラウンドになり、殆どがヨーロッパ開催となり、シンガポールGPや中国GP、そして日本GP(鈴鹿)も開催中止となった。
日本でも人気のイベントだっただけに残念。
SuperGT
放送予定
Jsports
ラウンド | 開催コース | 日程(決勝日) |
---|---|---|
R.1 | 富士スピードウェイ | 7/19 |
R.2 | 富士スピードウェイ | 8/9 |
R.3 | 鈴鹿サーキット | 8/23 |
R.4 | ツインリンクもてぎ | 9/13 |
R.5 | 富士スピードウェイ | 10/4 |
R.6 | 鈴鹿サーキット | 10/25 |
R.7 | ツインリンクもてぎ | 11/8 |
R.8 | 富士スピードウェイ | 11/29 |
スーパーGTも7月にようやくシーズン開幕。GT500ではトヨタ勢が昨年までのLexus LCからGT Supraにモデルチェンジ。 スープラのデビューイヤーとなったが、初戦でいきなりGT500で1位〜5位までをGT Supraが独占、更にGT300もGT Supraが勝利するなどまさに「スープラまつり」となった。
その後、今日(R.3)までで、トヨタ(GT Supra)1勝、ホンダ(NSX GT) 1勝、日産(GT-R) 1勝と綺麗にメーカーごとに互角の戦いを繰り広げており、今後どうなるか見もの。
ただ、こちらも当初予定していた海外レース(タイ/チャン・インターナショナルサーキット、マレーシア/セパン・インターナショナル・サーキット)や、SUGOやオートポリスなどの国内レース喪中師となり、富士スピードウェイ/鈴鹿サーキット/ツインリンクもてぎの3箇所だけになってしまった。
地方開催が減ってしまったのは残念。
WRC
放送予定
Jsports
ラウンド | 開催場所 | 日程 |
---|---|---|
R.1 | モンテカルロ | 1/23〜1/26 |
R.2 | スウェーデン | 2/13〜2/16 |
R.3 | メキシコ | 3/12〜3/15 |
R.4 | エストニア | 9/4〜9/6 |
R.5 | トルコ | 9/24〜9/27 |
R.6 | ドイツ | 10/15〜10/18 |
R.7 | イタリア | 10/29〜11/1 |
R.8 | 日本 | 中止 |
WRCは元々シーズン開催が早いので1月〜3月にかけてシーズンが開幕していたが、コロナ禍で一旦中断。 9月から再開予定となっている。 そして、つい先日残念なニュースが・・・
「ラリージャパン」の開催が予定されていたが、非常に残念ながら開催中止が決定。 日本では10年ぶりのWRCということで大変期待していたラリーファンも多かっただけに、これは本当に残念。
MotoGP
放送予定
ラウンド | グランプリ | 日程(決勝日) |
---|---|---|
R.1 | カタールGP | 3/8 |
R.2 | スペインGP | 7/19 |
R.3 | アンダルシアGP | 7/26 |
R.4 | チェコGP | 8/9 |
R.5 | オーストリアGP | 8/16 |
R.6 | スティリアGP | 8/23 |
R.7 | サンマリノGP | 9/13 |
R.8 | エミリア・ロマーニャGP | 9/20 |
R.9 | カタルーニャGP | 9/27 |
R.10 | フランスGP | 10/11 |
R.11 | アラゴンGP | 10/18 |
R.12 | テルエルGP | 10/25 |
R.13 | ヨーロッパGP | 11/8 |
R.14 | バレンシアGP | 11/15 |
R.15 | ポルトガルGP | 11/22 |
MotoGPもR.1のみ実施後、コロナ禍で延期となり7月にようやく再開。 こちらも過密スケジュールとなっている。
今年はMotoGPクラスに国内レースで無敵の強さを誇っていた中上貴晶が参戦。 連戦でも好成績を収めており、直近でも予選でフロントローを確保するなど非常に期待できる。
ここ最近、バイクのトップカテゴリで活躍できる日本人選手がなかなか出てこなかったので中上選手の活躍は嬉しい限り。 ぜひとも頑張ってほしい。
そして、MotoGPも日本GP(もてぎ)の開催が中止。
大変残念・・・・
サイクルロードレース
放送予定
Jsports
レース | 開催日程 |
---|---|
クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ | 8/12〜8/16 |
ツール・ド・フランス | 8/29〜9/20 |
フレッシュ・ロワンヌ | 9/30 |
ジロ・デ・イタリア | 10/3〜10/25 |
リエージュ~バストーニュ~リエージュ | 10/4 |
パリ・トゥール | 10/11 |
ブエルタ・ア・エスパーニャ | 10/20〜11/8 |
サイクルロードレースもコロナ禍で大きな影響を受けた。
モータースポーツと違って、サイクルロードレースは選手同士の密着度合いや参加選手の多さ、そして一般公道を長区間に渡って使用することなどから無観客開催などが非常に難しいことから開催にあたっては課題も多かった。
それでもなんとかグランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)は開催日程を変更しつつも実施できる見込みなのは嬉しい。
しかし、9/20〜9/27 にスイスで開催予定だったUCI世界選手権が、スイス政府の大規模イベント開催制限の措置に伴い中止に。
代替開催地などの検討は進めているようだが、最悪世界選手権自体が実施不可と言う異例の事態にもなりかねない状況。
全体を通してみると、モータースポーツ、サイクルロードレース、それぞれなんとかレースは再開しつつあるが日程がかなり混み合っているのと 主催団体がヨーロッパにある各スポーツの国際試合は殆どヨーロッパのみでの開催に規模を縮小し、日本などのアジアでの開催ラウンドがほぼ全て中止になってしまうという悲しい状況に。
世界レベルのスポーツを日本で間近で見られるチャンスが今年はほぼなくなってしまったのは本当に残念。 早くコロナ禍が収束し、また日本で見られるようになってほしい・・・
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SFの名作が相次いで映像化
ハインラインの名作SF小説「夏への扉」が、なんと日本で実写化されるという驚きの情報が。
- 作者:ロバート A ハインライン,福島 正実
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: Kindle版
- 作者:ロバート・A・ハインライン
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そして一方で、アシモフの長編シリーズの「ファウンデーション」をAppleTVでドラマ化するという情報も
Foundation — Teaser | Apple TV+
- 作者:アイザック アシモフ
- 発売日: 2014/08/28
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「ファウンデーション」シリーズは私が最も好きな小説なので映像化は特に気になる。
ただ、名作SF小説の映像化というのはあまり高い評価を受けた例が多くなくて、かなり不安。
カール・セーガンの小説をジョディ・フォスター主演で映像化した「コンタクト」は比較的マシな方。
- 作者:カール・セーガン
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ウィル・スミス主演の「アイ,ロボット」は、原作と言われているアシモフの「われはロボット」とは似ても似つかぬトンデモ映画になったし
- 作者:アイザック アシモフ
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オーソン・スコットカード「エンダーのゲーム」も観に行ったけど出来はいまいちだった。
- 作者:オースン・スコット・カード
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名作と呼ばれるSF小説の数々は、時間や空間のスケールがとても大きかったり、難解な設定やストーリー展開をする場合もあり、そもそも映像化と相性が必ずしも良くない場合もある。
今回、映像化される「夏への扉」そして「ファウンデーション」は一体どうなるのか・・・・ 期待半分、不安半分というところかな・・・
これが本当に「ニュー・ノーマル」なの?
今年の初頭から続く新型コロナウイルスに伴う世界中様々な影響。
日本でも多くの人が大きな影響を受けている。
未だに、海外を始めとして感染拡大は止まらない状況だ。
日本国内も、東京など殆どの経済活動などは再開したがまだまだ東京などを中心に感染者は出ている。
そんな中で、厚生労働省を中心に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」という指針が発表された。
このタイミングで、様々な媒体が「ニュー・ノーマル」(新しい常態)というキーワードで、With コロナ時代のビジネスや生活方法などの提言を次々と発表している。
ニュー・ノーマルという言葉自体は、元々2007年〜2008年頃のリーマン・ショックを始めとする金融危機が発生した際に、起こりうるであろう構造的な変化のことを指すために生まれた言葉だという。
ただ、今回のコロナウィルスの拡大で特に注目される対処としては
衛生管理の徹底
ソーシャルディスタンスの確保
人と人、人と物との接触を出来るだけ避ける
だろう。これらを実現するために主に想定されているのがIT技術を活用した徹底的なリモート(遠隔)でのやり取りだ。
半年前であればごく一部のベンチャーや、先進的な企業でしか行われていなかったテレワーク(Wfh:在宅勤務)が、今では多くの企業が取り入れている。私も気がつけば3月末からかれこれ3ヶ月ほど在宅勤務が継続している。
一部では、在宅勤務を標準として単身赴任も不要とするなど働き方のスタイルそのものを変えるような動きも出ている。
同僚、友人、親類が集まって食事をしたり飲んだりすることも憚られ、「オンライン飲み会」も急速に普及しはじめた。
エンターテイメントの世界でもプロスポーツや、アーティストのライブイベント等が軒並み中止や,延期がされた。 直近でようやく無観客ながらも再開はされはじめているがまだまだと言ったところ。
つい最近では、サザンオールスターズが無観客のライブを映像配信し、大成功したそうだ。
今回のコロナ禍によって、こう言ったIT技術の活用による新しい働き方、生活、エンターテイメントの楽しみ方の「可能性」が広まった事については良いことだと思う。
ただ、これが「ニュー・ノーマル(新しい常態)」なのか?と言われると、どうしても自分にはこれが「ノーマル」になって欲しくないと言うモヤモヤ感がある。
オフィスに行かなくても仕事が出来る、お店に行かなくても物が買える、ライブハウスに行かなくてもライブを見られる。
それは「可能性」「自由」を増やす方向として「選択肢の一つ」としてあるのは良いと思う。
一方でリモートでしか出来ない、非接触以外は認めないと言ったような「自由」や「選択肢」を減らす方向の状況を「ノーマル」だとは認めたくない。
リモートにはリモートの良い所は有るが、一方で「実際にその場へ行く」「人と人がふれあう」「多くの人が同じ空間と体験を共有する」と言う体験はやはり他に代え難い貴重な物であり、これは無くなるべきでは無いと思う。
コロナ禍とは少し話がそれるが、Amazon等のオンラインショッピングの台頭の影響もあり、街の書店は次々と姿を消しつつある。
欲しい本があり、近くに書店が無ければオンラインショップで買えば良いと言う事も言えるが、一方で「書店で偶然新しい本と出会う」と言う体験がオンラインショップでは得られないのもまた事実だ。
書店をただブラブラと歩き、色々自分の知らなかった分野の本を手に取ってみる,読んでみると言うのは書店ならではの本の出会い方とも言えるが、書店が減ってきた昨今、それも難しくなってきた。
ライブイベントも確かに配信で楽しむことは出来るかもしれないが、やはりライブハウスで直接当人達の演奏を、声を、息づかいを現場で体感することでしか得られない体験、感動もある。
またエンターテイメントだけでなく、昨今では新製品の発表イベントなどもオンライン化されつつある。 先日のWWDCのキーノートスピーチも、編集済みのビデオをオンラインで公開するという形になった。
WWDC 2020 Special Event Keynote — Apple
もちろん,キッチリ編集されているので見やすくて素晴らしいキーノートセッションだとも言えるけど、Appleのイベントでは時として聴衆の驚きや、歓声などがスピーチを印象づける特徴になる場合も有る。
今や歴史的スピーチとなったSteve JobsのiPhone発表時の様子も聴衆との掛け合いがあってこそだったと言える。
Steve Jobs iPhone 2007 Presentation (HD)
人と人が直接ふれあえない、マスクが欠かせないと言う状況はコミュニケーションにも少なからず影響がある。
乳幼児を預かる保育所では、保育士がマスクを付けた状態だと乳幼児に適切な保育が出来ないと言う指摘もあるようです。
一方で老人ホーム等に滞在する高齢者とその家族が何ヶ月も会えないと言った事も続いています。
私は、人と人はお互い触れあってこそ本当の意味でコミュニケーションが出来ると思うし、同じ空間を共有することで得られる体験はリモートには代え難い物があると信じています。
もちろん、現下のコロナ禍の状況でソーシャルディスタンスの確保や非接触の徹底が求められていることは十分理解しているし、今はそうせざるを得ない状況だと思ってます。 ただ、それは「ニュー・ノーマル(新しい常態)」ではなく「テンポラリ(一時的な物)」であるべきだと思います。
いずれ、新型コロナウイルスに対する治療薬、ワクチン、予防体制が整備された暁には、また人と人が触れあえる「常態」が戻ってくることを強く,強く願っています。
iOS14、iPadOS14でようやくアレが
WWDCネタまだまだ続ける
WWDC 2020 Special Event Keynote — Apple
iPhone向けiOS14
昔からAndroidはホーム画面にウィジェットが置けてカスタマイズ出来るのにiPhoneは一向に出来ない。 と言われ続けてきたけど、遂にiPhoneもホーム画面にウィジェットが置けるように。正直、今更感はあるかな。
まぁiOSらしいスマートな実装はするんだろうけど。
ウィジェットと言えばmac OS Big Surの方もウィジェットが置けるようになるとあったけど
そう言えばMacOSで以前に「Dashboard」と言う名でウィジェット機能合ったなぁ・・・と思ったら直近のCatalinaで廃止されてたw
OS X Tiger(10.4) で Dashboard採用→mac OS Catalina(10.15)で廃止→mac OS Big Sur(11.0)でウィジェット採用 何なんだこの流れw
その他にも
翻訳機能が標準搭載
インストールせずに使えるApp Clip
マップ機能に自転車のナビ機能追加
等も追加
iOS14とiPad OS14をサポートする端末
iOS14をサポートする端末
iPhone 6s/iPhone 6s Plus
iPod touch(第7世代)
iPadOS14をサポートする端末
iPad Pro(12.9型、2020)
iPad Pro(11型、2020)
iPad Pro(12.9型、2019)
iPad Pro(12.9型、2019)
iPad Pro(12.9型、2018)
iPad Pro(12.9型、2017)
iPad Pro(10.5型、2017)
iPad Pro(9.7型)
iPad(第7世代)
iPad(第6世代)
iPad(第5世代)
iPad mini(第5世代)
iOS14をサポートする最も古い端末はiPhone 6s/6s plus(2015年発売)、iPad OS14をサポートする最も古い端末はiPad Air2(2014年発売)と言う事で5〜6年前の機種でもサポートされている。
Android端末が、サポートが長いと言われているPixelですらせいぜい3年程度
まぁ一つの端末を長く使いたいと言う人にとっては相変わらずiPhone/iPadは安パイ。 ただ、一つ言っておく
Appleはサポート切る時はバッサリ切る
からなw
そう言えば、mac・・・
昨日のエントリで触れるの忘れてたけど
macがApple Siliconベースになったことで、一つ大きな変化として多分BootCampが使えなくなること。
intelベースのMacではmac OS以外にも、ブートエリアを切り分けてWindowsを起動させるBootCampの機能があった。 ある意味、WindowsもMacも使いたいと言う人にとっては1台で両方を使える「おいしい」機能でもあったけど、正直Appleとしてはあまり歓迎できる機能ではなかったのだろう。
mac OS 10.13 High Sierraリリースの時に新規に採用されたファイルシステム「APFS」に切り替わった時点で、Bootcampとの相性が悪くなり、MacとWindowsの切り替えが面倒になってしまった。
今回のARM系への変更になったのでintelアーキテクチャで動くWIndowsを動作させるBootcampを実現することは難しいだろう。 一応、MicrosoftもARM系 Surfaceで動作するARM版Windowsは既にあるが、恐らくこれがMacで動作できる可能性は低いと思う。
Bootcampだけでなく、mac上で仮想化機能を使ってWindowsを動かすParallels等のソフトもかなり制限を受ける可能性が高い。
で、ここで気になったのが数日前にリリースされた全く別のニュース。
GoogleとParallelsが提携して、Chromebookのエンタープライズ端末向けにWindows用のoffice等のソフトが動く仮想化環境を提供するとのこと。
Mac向けの仮想化環境を主事業としていたParallelsがなんでGoogleと提携?と思ったけど、今回のMacのアーキテクチャ変更でMac上でのParallelsの需要が縮小する可能性が高まったので新たな市場を求めてGoogleと提携したのか?
等と勘ぐってしまった。
Macがとうとう3度目のCPU変更
Appleが年次で開催している開発者向けイベントWWDC。 ただ、今年はコロナ禍の影響もありオンライン開催へ。
Keynoteセッションでは様々な新しい情報が
WWDC 2020 Special Event Keynote — Apple
そんな中でも今回一番大きな情報としては、Macがとうとうintel CPUを捨てて独自の「Apple Silicon」ベースに移行するということ。
Macと言えば、
と過去に二度のCPUアーキテクチャ変更をしながらもしぶとく生き残ってきたが、今回とうとう3度目のCPUアーキテクチャ変更をすることに。
「Apple Silicon」と銘打っているが実質はiPhone/iPad等で使用している「Axx」系と同等の物になるらしい。 Axx系プロセッサはARM系統の独自拡張版なので実質ARM系と言っても良さそう。
今ここでCPUアーキテクチャを変更する意味
世界中のPCやサーバなどで一般的に使われているintelのx86系を敢えて捨てる理由としては、やはり
実際直近のiPad Proだとベンチマークの性能的には最新のMacbook Proを凌駕する値をたたき出しているらしい。 pc.watch.impress.co.jp
と言うのもあるけど、実態としては
- プロセッサの供給量を自分でコントロール出来る
と言うのも一つ大きいように思う。intelのCPUはあらゆるPCで使われていることもあり、時として各ベンダー毎でCPUの奪い合いになることも少なくない。
Appleは当たり前だがiPhone/iPad向けのAxxプロセッサを独占して使用できる。 Appleは自社で半導体ファブ(製造工場)を持っているわけではないが、多種多様なAndroid勢に押されているとは言え、単機種としては圧倒的な流通量を誇るiPhone。その流通量に魅力を感じる半導体製造ベンダーも少なくない。
Apple Silicon自体もAxx系と類似の設計、製造でいけるとすれば、たとえMac用のApple Silicon自体の物量が少なかったとしてもAxx系と同じ製造施設/工場を流用して製造できる可能性が高い。Appleが独占して使用できるので他ベンダーと奪い合いになる事も無い。
ハード、ソフトを自社で設計する垂直統合モデルを実現できる数少ないベンダーでもあるAppleとしては、プロセッサのイニシアチブを握るためにもintel系からの離脱は必然の路線だったのだろう。
mac OSもついに・・・
長らく続いていたMacの OSX(10.xx)の世代も遂に終了し、時期のmac OS「Big Sur」でバージョン番号が「11.00」になる。
MacOS XはPowerPCからintelに変わった時にメジャーバージョンは変わらなかったのに、今回のApple Silicon向けの刷新に併せてメジャーバージョンが変わることになった。
MacとiOSデバイスが実質同系統のCPUアーキテクチャになることから、Mac上でiOSのアプリを動かすことも出来るようになるとか。 通知センターや全体的なUIのデザインも大きく変わり、iOS(と言うよりはiPad OSかな)寄りの雰囲気になる模様。
Macに限らずApple系のOSやアプリは時々ごっそりGUIや使い勝手を破壊的に変更することがあるので、Big Surの新しいUIがユーザーに受け入れられるかどうか注目ですね。
割と誰も指摘してないみたいだけど
intelからARM系への移行で一つ気になっているのが
- Thunderboltどうするの?
ってところ。
元々Thundebolt自体はAppleとintelがまだ蜜月だった頃に、高速IO向けのインターフェースとして開発した物だったはず。 物理的なコネクタとしてはUSB type-cと共通化され、大分普及し始めたけどThunderbolt自体はintelとの連携があったからこそ出来た気がする。
今のところARM系デバイスでThunderboltを搭載できるチップセットって無かったような気がするんだけど・・・
まぁ、Appleは昔も自前でFireWireとか立ち上げて、勝手に終息させた前科があるしなぁwww
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chromebookをゲットしてみた
今年のはじめあたりにTVCMで何度か放映されていたchromebook
GoogleのChrome OSを搭載したモバイルPCのカテゴリで日本でも2015年前後からひっそりと販売されていたけど正直当時はあまり話題にもなっていなかった。
ところが昨年あたりから文部科学省が打ち出した教育のICT化に向けた「GIGAスクール構想」が出てきて、 これにChromebookが適しているのではないか?と言う論調が出始めてきた。
それに合わせて、俄にChromebookへの注目度が上がってきた。
私も興味を持ち始めて色々調べているうちに実機を触りたくなってしまったので、ついゲットしてしまいました。
続きを読む新型コロナの対応で問われる死生観
4月から発布されている緊急事態宣言。当初予定の1ヶ月の期間終了間近になって延長がほぼ確実になった模様。
不要不急の外出抑止や在宅勤務の要請など今までの暮らし、働き方とは異なる対応が迫られている。 私も4月は殆ど在宅勤務となった。
正直、馴れないながらも在宅でも仕事が出来る私のような職種はまだ恵まれている方で、多くの職種で営業の自粛や需要の減退に伴う稼働率の低下などが深刻になっている。
食料品スーパー
ドラッグストア
病院、福祉施設
物流業界【個人宅配送など】
は通常時を超える繁忙状態になっている一方でそれ以外の業種は壊滅的と言っても良いほど深刻な落ち込みとなっている。
大手の赤字も深刻だけど、圧倒的多数の中小や個人レベルの企業の業績はもっと深刻で既に倒産や廃業、閉店が相次いで発生している。
https://www.shibukei.com/headline/15027/
渋谷のクラブも閉店。Vuenosとかは何度かイベントで訪れたこともあって閉店は本当に残念。
過去にこのイベントでも行ってますな
妻が好きなブランドのCath Kidstonも今回の新型コロナウイルスの影響で全世界の店舗を閉店。オンライン販売のみに切り替えるとか。【日本法人は破産】
確かに旅行やブランド品の買い物などは「不要不急」と言われてしまえばその通りなんだけど、生活に必須では無く「今」必要なものでは無いと見なされてしまうのは、企業活動のモチベーション維持としては辛い物がある。
このまま緊急事態宣言が延長されると、経済活動の停滞に伴って失業者が大幅に増加する可能性も有るという試算もある。
失業率が上昇すると懸念されるのが経済苦による自殺の増加。
少し前の情報だが失業率が1%増加すると年間2000~3000人自殺者が増加するとも言われている。 www.newsweekjapan.jp
先の記事で予測されている77万人が失業したら、失業率はほぼ1%上昇する。
直近の新型コロナウイルスの感染者、死亡者の情報サイトで調べてみると今日(2020/5/4)現在での新型コロナウイルスによる物とみられる死亡者は549人。 covid-2019.live
凄く残酷な見方をすると、
このまま経済活動の自粛を続けて失業による経済苦での自殺者が増えるか
経済活動を再開して感染者数の増大による死者の増加をある程度許容する
のどちらを選ぶか、と言う選択を迫られているとも言える。
どちらの道を選んでも残念ながら死者をゼロには出来ない。日本は現時点では前者を選んだと言う事かと思う。あとは経済的な保証や休業、失業の補償を如何に厚く出来るか、政治の手腕が問われることになる。
一方で、後者を選んだのが北欧のスウェーデン。
政府による行動自粛やロックダウンなどは実施せず、国民の行動の「自主責任」に任せていると言う点である程度国民の高い自主性や意識の高さに依存した対応であると言える。
ただ、一方で感染者数と死者の増加は他国を上回った速度で進行しておりこの対策が良いのか悪いのかは判断が難しい。
下記の様な意見もあるけど敢えてノーコメント
スウェーデンやべえ。自粛解除で死亡率12%まで上昇しても国が「だって死んでるの殆ど老人ですやん?経済死んだら労働力になってる世代が死にますやん?じゃ老人は死ぬの我慢してくださいね」って切り捨て政策実行できるの、ほんま色んな意味ですごい。これが高税率+高福祉国家か…
— 鶏天 (@toritoritenten) May 2, 2020
果たして日本はどうすれば良いのか,良くも悪くも死生観と,命の選択が求められている。
- 作者:渡邉哲也
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呼吸器内科医が解説! 新型コロナウイルス感染症 — COVID-19 —
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Apple Music がWebブラウザ上で再生可能に!
いつの間にか、Apple MusicがWebブラウザ上でも使用できるようになったようです。
これで、Apple MusicやiTunesアプリのない環境でもライブラリの曲を再生可能になります。
music.apple.comにアクセスすると下図のようにiTunes(MacではCatalina以降「ミュージック」だが)っぽい画面が出ます。
Apple IDを使ってサインインが出来ます
暫くすると、自分のライブラリにアクセスできるようになります。
iCloud ミュージックライブラリ等に自分のライブラリをアップロードしていれば、CD等から取り込んだ自分のオリジナルのライブラリもブラウザ上で再生できるようになります。
これで、いちいちiTunesやApple ミュージックのアプリを適用しなくてもいつでも何処でも自分のライブラリを再生できるようになりました。
って言うか、この辺の機能は既にGoogle Play Musicではずっと前から出来ているんですけどね。
Apple Musicとしてのサブスクリプションサービスは中々良いと思うんですが正直Appleデバイス依存なところが多くて汎用性に乏しいのが弱点でしたが、Webブラウザベースに対応した事で大分利便性が上がったと思います。