ジロ・デ・イタリア 2019いよいよ開幕！！

今年もいよいよ、ジロ・デ・イタリアでグランツールの季節が始まる

f:id:rxjun:20190511213222p:plain — Giro'd Italia

2018年のレース振り返り
チーム体制は？
有力選手は？
ジロ・デ・イタリアの放送スケジュール

2018年のレース振り返り

昨年のジロ・デ・イタリアでは途中まで絶好調だったサイモン・イェーツが最終盤の難関山岳ステージ(チマ・コッピ)でまさかの大失速となり、代わりにそこで歴史的な独走をしたクリス・フルームが制覇。

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ジロ・デ・イタリア 2018 第19ステージ【2018年のベストレース1位】

フルームが前年のツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャから3連続グランツール優勝という偉業を成し遂げた。

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チーム体制は？

大きな変化としては、有力選手を多数抱えるTeam SKYがまさかのスポンサー撤退でチーム体制変更に。当初はどうなるかと思われていたけど、英国の化学会社であるイネオスがまるごと引き継ぐことになり、5月から新体制に変わった。

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f:id:rxjun:20190511215658p:plain — チームイネオスの新ジャージ

ただ、イネオスは昨年のジロ・デ・イタリアの覇者、クリス・フルームは今回は出場せず。また、出場すれば優勝候補の一人と目されていた若手のベルナルもジロ直前のトレーニング中に落車して負傷し出場できなくなった。

Unfortunately we can confirm that @Eganbernal has suffered a broken collarbone in a training accident ahead of the Giro d'Italia. More details to follow pic.twitter.com/tvsTu5K0cs
— Team INEOS (@TeamINEOS) May 4, 2019

一方、昨年の世界選手権チャンピオン(アルカンシェル)のバルベルデも負傷で出場できず。

.@alejanvalverde no estará en el #Giro 2019. El murciano no se ha recuperado al ritmo que necesitaba del edema óseo en el sacro ➡️ https://t.co/VczFYlvYFQ

Alejandro Valverde to skip @giroditalia, unable to recover in time from bone edema in his sacrum 👉 https://t.co/AZXHybTQXQ pic.twitter.com/m6BzBOgXRh
— Movistar Team (@Movistar_Team) May 3, 2019

春のクラシックレースを席巻したドゥクーニック・クイックステップのアラフィリップやアスタナのフグルサング等もジロはエントリーせず。

ワールドツアーチーム 18、プロコンチネンタルチーム 4の合計22チームが参加予定だが、ワイルドカード枠で参加するNIPPOチームに日本人選手が二人(初山翔選手、西村大輝選手)参加するそうです。

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是非、少しでも活躍して欲しいですね。

その他、参加選手一覧は下記で公開されているようです(注) PDFです)

ジロ・デ・イタリア 2019 スタートリスト

有力選手は？

直近でもっとも話題なのは、ユンボ・ビスマのログリッチェ。

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ジロ直前のツール・ド・ロマンディでも圧倒的な強さで勝つなど、今年は序盤から絶好調。ロードレースの前はスキーのジャンプ選手だったという異色の経歴を持つログリッチェですが、昨年辺りからメキメキ頭角を現しいよいよグランツールを狙えるところまで来たとも言える。

ただ、ちょっと事前に調子を上げすぎと言うか頑張りすぎと言うか、ジロの3週間と言う長丁場に好調を維持できるか少し不安もありそう。

また、一昨年(2017年)のジロ・デ・イタリア優勝で、昨年も2位のサンウェブのトム・デュムランはやはり今年も最有力でしょう。

#Giro Team Presentation done in Bologna! Looking forward to the next three weeks with these guys @TeamSunweb 💪🏼 pic.twitter.com/xXfO9fdPJD
— Tom Dumoulin (@tom_dumoulin) May 10, 2019

ただ、私個人としては応援したいのはやはりミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ。昨年、もう完全に手中に収めかけていたマリア・ローザを最後の最後で失ったあの悔しさをリベンジして欲しい。