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ジロ・デ・イタリア、ログリッチェの強さが目立つ一週目

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ジロ・デ・イタリア

ジロ・デ・イタリアもようやく長い長い1週目が終了。 様々なことが起きました。

今回は初日からITT(個人タイムトライアル)。 大会前から絶好調を伝えられていた、ユンボ・ビスマのログリッチェが圧倒的な強さを見せつけITTを制覇。

初日からマリア・ローザ(総合賞ジャージ)を身につけることに。

一方では残念なニュースも。

今回、ニッポチームから初山翔選手と西山大輝選手の二名の日本人が参加していましたが、西山選手は不調で力が出せず初日で大きく出遅れタイムアウト扱いとなりリタイアとなってしまった。初のグランツールが苦いデビューとなってしまった。

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もう一人の日本人選手、初山翔選手は3日目でなんと一人逃げ。

最終的には吸収されましたが、序盤から約145kmを単独で走行し、この日のフーガ賞(区間逃げ賞)を獲得。鮮烈なイメージを与えました。

一昨年のジロ・デ・イタリア総合優勝、昨年も2位で今回も優勝候補の一人と目されていたサンウェブのトム・デュムランは4日目の終盤で、落車に巻き込まれて負傷。

膝を痛め、タイムを大きく失ったが4日目は何とか完走したが、翌5日目の途中でリタイア。 残念な結果となりました。

6日目は今大会最長クラスの238km。初日からマリア・ローザをキープしていたログリッチェが事前に

「一旦マリア・ローザを明け渡しても良い」

とコメントしたせいか、序盤から他チームの果敢な逃げが成立。

一方のログリッチェは序盤で転倒に巻き込まれ、臀部を負傷。

痛々しい姿ですが、大きな影響は無かった模様。

ただ、この日は大逃げが成功して、総合ジャージはUAEチーム・エミレーツのヴァレリオ・コンティに移動。

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グリッチェやサイモン・イェーツを始めとする優勝候補勢は7分以上遅れることに。

ただ、絶好調のログリッチェにとってはこれだけ差が付いても何も問題はなさそう。

1週目の最終日となる、昨夜の第9ステージはまたもITT(個人タイムトライアル)。

初日でも圧倒的な強さを見せたログリッチェがこの日も圧倒。雨が降りしきる厳しいコンディションだったがタイムトライアルを制した。

マリア・ローザにはまだ届かないものの、一気に5分以上縮め総合2位まで返り咲き。 一方で総合優勝のライバルと目される、ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツはやや出遅れて総合24位まで後退。

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様々な波乱もありつつ、現時点ではログリッチェが圧倒的な強さを見せつけているようですね。 今日(5/20)は一旦休息日を挟んで明日からは2週目が開始。

好調のログリッチェがこのまま盤石の体制を築くのか・・・、はたまた他のライバル勢が盛り返すのか。 2週目以降も楽しみです。