macOS Catalinaにアプデしてみたら色々「あれれ?」と思った件
世間的にはiPhone用のiOS13や、iPad向けにiOSから分離したiPadOSの方が話題かもしれないけど、mac側のmacOSも少し遅れてようやくアップデート。
macOS Catalinaが出た。
Mojaveで使ってたMacbook Proをアップデート
パッと見だとあまり変化がないように見えるけどいくつか変更点がある
完全64bit化に伴い32bitアプリがサポート外に
等などありますが、その辺は大体Apple系のメジャー情報サイトに載っていると思うので実際に使ってみて「おや?」と思ったことがいくつかあったのでそれを取り上げてみたい。
いずれも「不具合」では無いけど仕様の変更等で「あれれ?これで良いのか?」と疑問に思った点である。
「ミュージック」アプリからiTunes Storeが見えない
iPod誕生前から楽曲管理ソフトとして使われてきた「iTunes」アプリが今回のmacOS Catalinaで遂に無くなった事は周知の通り。 いざ、新しい「ミュージック」アプリを起動してみると・・・当然の様にサブスクリプションサービスのApple musicをオススメしてくる。
Appleとしては
楽曲、アルバム単位での買い切り、DRM無しの iTunes store
の2つの音楽サービスがあるが実は最初に「ミュージック」アプリを起動するとApple musicしか見えない。
過去にiTunes等で自分で取り込んだりiTunes Storeで購入した楽曲のライブラリはミュージックアプリでも引き継がれるが、新規に楽曲を購入しようとしてもiTune storeが見えないので新規購入が出来ない様に見える・・・・
え?と思って焦ったが,どうやらアプリの設定欄で「iTunes Store」を表示する設定を有効にすればちゃんとiTunes Storeにアクセスできるようになる。
一応問題は解決したけど・・・・ミュージックアプリのデフォルトではApple musicしか表示されないのは正直イマイチ。 Appleとしては固定的な収入を得られるサブスクリプションサービスへ誘導したいのは分かるが、一方で買い切りでDRMフリーの楽曲を「所持」したいという需要も一定程度はあるはず。 特に様々な事情で配信サービスから楽曲が外れてしまうと今まで聴けていた楽曲が聴けなくなると言う問題も起こりうる。
ミュージックアプリであからさまにiTunes Storeの導線を分かりにくくしていると言う事は、辛うじて今はまだ買い切りサービスを残しているけど将来的にはApple musicに一本化したいんだろうなぁ・・・と言うAppleの意図が見える。 個人的にはそれは避けて欲しいなぁ。
アプデ後にChromeで一部のサイトの表示がおかしい
mac使いではあるけど、ブラウザは基本Safariは使わずにchrome派な私。Catalinaアップデート後にいつものようにChromeでWebサイトを見ようとしたところ何か違和感が。
例えばAmazon・・・
macと言えばWindowsと比べて美しいフォントも魅力の一つだけど、何か物足りない。今まで見ていたChromeの画面と違う・・・ で、色々調べてみたらどうやらCatalinaからmacOSのフォントセットが変わった事が影響しているらしい。
とりあえず、ChromeはsystemとSan-Serifのフォントをヒラギノ角ゴに変え手見たら違和感なくなりました
システム内蔵のフォントセットをあっさり変えちゃうのはどうなんだろうなぁ・・・ とふと・・
iPadを外部モニタとして使えるSidecar・・・だけど・・・
macとiPadを両方持っている人には楽しみにしていた人も多いであろうSidecar。
macとiPadで同じApple IDでサインインしてWi-FiやBluetoothを有効にして同一のNW上に居れば特に難しい設定をしなくてもAir playの欄にiPadが表示されるようになります。 AppleTV等にAir Playするのと全く同じように手軽にiPadを出力先に出来ます。
有線でも無線でも問題ないです。無線だと遅延とかあるかもと思いましたがよほどWi-Fiが混雑した環境で無ければ遅延も殆ど無いですし、sidecar側のiPadで動画を再生したり等と行った負荷でもほとど問題なく動作してくれます。思った以上に快適。
以前、sidecarと同様の機能を実現するDuet proと言うアプリをわざわざ有償で購入して使っていましたが、Appleがそれと同等の機能をOS標準として搭載してしまったので実質不要になってしまいましたorz..
このsidecar機能の目玉の一つに、Apple Pencilを使ってiPadをmacのペンタブとして使える!!絵描きさん大歓喜!! ってのもあったんですが、これ半分正しくて半分間違ってる。
正確に言うとsidecarで使用するiPad上で「Apple Pencilを使う」事は出来るけど「Apple Pencilしか使うことが出来ない」ようです。
一見、タッチパネルのiPad上にmacの画面が表示されているので、通常のiPadの画面と同じように指でスワイプしたり、ドラッグしたり出来そうに見えますが出来ません。 Sidecar上の画面にタッチできるのは「Apple Pencilを使った場合」だけ、の様です。 厳密に言うとキーボードだけはiPad上でオンスクリーンキーボードを開いて文字入力は出来るようですが、指が使えるのはそこだけです。
これはちょっと残念。Apple Pencilでお絵かきしつつ指でピンチイン、アウトとかしようと思っても出来ない。
当然iPad単体では指での操作とApple Pencilの操作を併用できるからハード的な制約では無いと思うんだが・・・
新しいmacOS自体動作には満足しているんですが、細かい点でAppleのお約束というか独特のルール感で少しモヤモヤした気持ち悪さを感じています。
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