ツール・ド・フランス 2018は チーム・スカイのG・トーマスが初制覇!
ツール・ド・フランスはチーム・スカイのGトーマスが最終的に勝利。
同じスカイのフルームは終盤でも追い上げることが出来ず、結局チームメイトであり親友のトーマスにエースの座を譲ることに。
最終日前日の、タイムトライアルでは総合2位のデュムランが制覇するが、トーマスは大きく遅れなかったことからこの時点でマイヨ・ジョーヌは確定。
4賞ジャージは最後まで大きな動きは無く
マイヨ・ジョーヌ(総合優勝)・・・G・トーマス(チーム・スカイ)
マイヨ・ポワ(山岳賞)・・・J・アラフィリップ(クイックステップ)
マイヨ・ブラン(新人賞)・・・P・ラトゥール(アージェードゥーゼル)
で確定。サガンは途中の落車で体力を大きく消耗し、完走が危うい時期もあったけど何とか乗り切った模様。
トーマスの優勝に対する記事。
フルームがトーマスに、「今日は調子が悪い」と耳打ちした。それは、エースのポジションを譲った瞬間だった。それを受けたトーマスは、単独で先行していたライバル選手を追った。最終的にトーマスはパリまでマイヨ・ジョーヌを手放すことなく走り切り、ツール・ド・フランス初優勝を手にする。
「僕がマイヨ・ジョーヌだって? それは夢だったかも知れないが、まさか手に入れることができるなんて考えたこともなかったよ」
パリの表彰台でトーマスは、英国旗ではなく、出身地ウェールズの旗を背負って万感の表情を浮かべた。
「ツールのおかげでサイクリングの世界に入った。子供の頃学校から家に帰ってはTVでツールを観ていた。ツールに出ることがいつだって夢だった。12年前、それが叶って、そして今マイヨジョーヌを着てここに立っている。信じられない」。
「子供たちよ、夢は大きく見よう。それは無理だと言われても、自分自身を信じ続けよう。努力すれば最後には全て報われる。ありがとう、VIVE LE TOUR(ツール万歳)!」
視線をずらさずに手からマイクを落としたのは、もはやこれ以上のスピーチはないだろう?というパフォーマンス。長らくチームスカイを悩ませてきたブーイングの雑音は、シャンゼリゼでは聞こえてこなかった。
フルームのツール連覇、そして昨年からのグランツール4連勝は無くなったが、綺麗に終わった良いツールだったと思います。
そして、ジロ、ツールと2大会連続で総合2位となったT・デュムランの今後の検討にも期待!
次は8月末から始まるブエルタ・ア・エスパーニャも見るよ!!