挙式&披露宴
なんやかやあって、バタバタしましたが何とか挙式と披露宴を行うことが出来ました。
ご列席いただいた皆様、本当にありがとうございました。
色々な意味で思い出に残る一日でした。
正直、始まる前は感極まって泣いちゃうんじゃ無いかと思ったけど、
感極まる暇すら無いほどあっと言う間に過ぎ去ってしまって、
式が終わって数日経ってようやく、感謝と感動がよみがえってくるようです。
ちなみに披露宴にご参加いただいた方は気付いたかもしれませんが、披露宴最中のBGMは殆ど私の趣味全開でまとめさせてもらいましたww
他の演出は嫁様と二人で色々話し合って決めましたが、BGMだけは我が侭を言わせて貰いました。
ちなみに披露宴会場に持ち込んだCD一覧はこんな感じw
個人的には、全楽曲FM音源+PSGと言う選択肢も無くは無かったのですが、さすがに会場が引きそうだったのて゛無難に(?)まとめたつもりですw
何にせよとても良い思い出になりました。
ジョジョスマホ こと L-02Kをゲットした!!(その2) ジョジョ的要素編
ジョジョスマホには色んなジョジョ的なコンテンツが満載されており、ファンならではの見所が多い。
まず、標準のホームで搭載されている「テーマ」。
ジョジョの第一部〜第八部それぞれを題材にしたテーマと各部主人公をフィーチャーした「オールスター」そして、もう一つの「ブラック&ホワイト」は各部の主人公達と、ラスボス達の対峙を表したテーマ。
それぞれが特徴的で面白い。
テーマも面白くて単に壁紙が有るだけで無く、実はトップの壁紙はスリープから復帰する度に少しずつ変わったりする。
下の動画は第八部「ジョジョリオン」のテーマを使った場合だが、定助の周りのシャボン玉(恐らくソフト&ウェットのシャボン玉を意識した物だろう)の中のキャラが毎回変わっていることに気がつくと思う。
他のテーマも細かいところが変わっていたりするので面白い。
ジョジョスマホL-02K テーマによって起動の度にホーム画面が微妙に変わる
また、ホーム画面で指を開くようにピンチアウトするとアイコンやウィジェットが消えて壁紙だけになる。ジョジョの画像を思う存分楽しむことも出来る。
その他にも小ネタが大量にあったりする。
例えば、ホーム画面の遷移をしようとするとページの隙間からバイツァダストが現れたり・・・
設定画面でモデル名を連打すると、5部で亀の中に入ったシーンが出てきたり・・・
ドコモアプリの「使い方のヒント」では8部の広瀬康穂ちゃんのスタンド「ペイズリー・パーク」が出てきます。
また、ドコモ関連のポイントが貯められる「dポイントクラブ」アプリもジョジョ仕様にカスタマイズされていて、「ポイントを集める」と言うことから物を集めるスタンド使いである「重ちー」とハーヴェストが出てきたりもします。
あと、個人的には毎朝ウォーキングをしていたりするんですが内蔵アプリで「SBRトラッカー」と言うのも入っています。
これは、第七部「スティール・ボール・ラン」よろしく米国横断のレースを実際に自分たちの歩数で踏破しよう、と言うもの。
ジョジョスマホを持った人同士でスティール・ボール・ランのレースを競うことも出来るし、もし同じスマホを持った人通しがすれ違うと「スタンド使いはすれ違う」イベントも起こるらしい。(自分はまだすれ違ってないけど)
ウォーキングは好きなので、日々ジョジョスマホを持ち歩きながら歩いたりしています。
他にも色々な要素が一杯ありますが紹介しきれないくらいww
とにかく至る所にジョジョ要素が散りばめられており、ジョジョ好きには溜まらない仕様になってます。
多分まだ見つけられてない物もありそう。
ジョジョスマホ こと L-02Kをゲットした!!(その1)
以前から公言していましたが、ジョジョスマホことL-02Kをゲットしました。
12/20に予約してから待たされること約3ヶ月。長かった〜
以前の、初代ジョジョスマホことL-06Dは実は私は入手しませんでした。
と言うのも、L-06D自体画面サイズが4:3の5インチ液晶という少し変則的なサイズで、スマートフォンと言うよりはファブレットや電子書籍端末的な位置づけに近いやや特殊な形状だったので、日常使いするには厳しい端末かな、と思ってました。
ところが、今回のL-02KはLGの最先端ハイエンド機のV30がベースになっていて、普通にAndroidスマホとしても性能や機能が充実している機種だったので、これなら普段使い出来そう、と言う理由で今回はゲットしました。
外装の箱は5部のジョルノとブチャラティとトリッシュの3人が座った絵。本体起動後の標準テーマの壁紙にもなっていることから今回のメインコンセプトアートとも言える。
箱の側面にはdocomoのロゴが見えるんですが、実はこれは本体のはこの上にかぶせている透明ケースにdocomoロゴがプリントされているので、それを外すと・・・・
ロゴが消えて、荒木先生自身の手による「JOJO L-02K」の機種名と荒木先生のサイン表示だけが残る。この辺もジョジョの世界観を壊さないように配慮されていることが分かりますね。
装置の前面はほぼ真っ黒。狭ベゼル構造になっているので前面の殆どがディスプレイになるけど、ベゼル自体も黒なのでスリープ状態だとほぼ真っ黒。
前面ベゼルを黒にするのはiPhone等も含め最近のトレンドなのかも。
背面は5部主人公ジョルノのスタンド、ゴールド・エクスペリエンスがエンブレム調にデザインされたモチーフが描かれています。ちなみにベースとなったLGのV30シリーズには白いモデルは無く、今回のジョジョモデルのみの為にわざわざ白い背面が作られたのだとか。
サイズは152mm(H)×75mm(W)×7.4mm(D)で、重量は158g。
縦がやや長めだけど幅と厚みは驚異的なコンパクトさで、重さも6インチ級のスマホとしては最軽量クラスなので見た目以上に軽く感じる。
持っているiPhone7とL-02Kで比較してみたところ。本体サイズが一回り大きいのもあるけど超狭額縁構成のため、表示エリアサイズはかなり違う。これだけ差があると画面の情報量の違いも圧倒的。
ベゼルレスディスプレイをうたうGalaxy S8や、iPhone Xと比べると細いながらもベゼル自体はあるのですが、寧ろこの位の方が手で掴んだ際に画面に指がかかって誤動作することもないのでこの位で良いのかも。
まだまだ語りたいことはあるけど、長くなりそうなのでまた別エントリでまとめます。
Nature Remoその後
先日のエントリーで、エアコンがうまく操作できない、と報告したNature Remoさん。
サポートに問い合わせをしたところ、何と正しいリモコン登録をしていただきました!!
そして、エアコンのON/OFFも出来るようになりました。
良かった良かった。
で、ある種一つの目的だったAmazon Echo(Alexa)との連携。
よくよく調べてみたら、Nature Remoが2月時点でAlexaのスマートホームスキルに対応していることが判明。
これに従って、Alexaアプリで登録してみました。
スマートホーム扱いでNature Remo経由での家電操作ができます。
この状態で
「アレクサ、テレビを消して」
「アレクサ、エアコン付けて」
等で家電のOFF/ONを操作できるようになりました!
更に複数の家電をグループ化することが出来、定型アクションで一斉に電源操作も出来るようになるらしい。
これで概ね当初からやりたかった「スマートスピーカー経由で声で家電を操作する」目的がほぼかなった。
ふう。
Ninja250、BRZそれぞれの概観
先日、我が愛車のBRZ君も何とか初車検を終えました。
BRZが3年、そしてバイクのNinja250がその丁度1年前入手しているのでほぼ4年。
色々乗ってきて思ったことをつらつらと書いてみます。
- Ninja250
二輪の免許を取った直後に、入手したカワサキのNInja250。
それまで殆どバイクに興味を持っていなかった私を一目惚れさせたこのマシン。
良いと思うところをいくつか
(1) スタイリング
4年乗ってますが正直言って、今でもカッコイイと思ってます。
今でもツーリングで走らせて、コンビニや道の駅などで駐車させて、コーヒーなんかを飲みながらついつい自分の愛車をみて。
「あー、カッコいいなぁ」
と未だに毎回思います。それだけ、満足感と所有感が満たされます。
Ninja250自体は2018年になってフルモデルチェンジされ、フォルムも少し変わりました。
新型はよりシャープでレーシーな形になってこれもこれで良いんですが、自分のモデルの少し有機的な猫か鳥を思わせるような顔も全然悪くないと思ってます。
(2) ロングツーリング耐性
Ninja250の燃費は、実運用レベルで26〜29km/l程度。250ccレベルとしては可も無く不可も無くと言ったところ。
ただ、特筆すべきはガソリンのタンク容量で、17Lと言うのは250ccクラスとしては破格の大きさ。なので満タンにしておけば400km以上は余裕なので比較的ロングツーリングでも給油の心配が殆ど無い。
これが大型のバイクになると燃費が悪かったり、小型でもタンク容量が少ないと航続距離が少なくなる。
「そう言う意味ではそこそこの燃費で大容量タンク」と言うNinja250の利便性は極めて高い。新型Ninja250は残念ながらタンク容量が減らされたそうなのでそこは残念。
(3) パワー感
250ccなので、当然大型と比べれば非力なのは間違いないが、普通に街中やワインディングを気持ちよく流す程度であれば、スペック(31PS)なりのパワーで全然楽しめる。
寧ろライディングスキルの低い私に取ってみればこの位のパワーが丁度良いくらいで、多分これ以上ハイパワーだと乗り手の技量が付いていけないことになりそう。
高速道路などを使用したロングツーリングの場合、大型じゃないと疲労が溜まりやすい、と言われてますが、私はNinja250で埼玉〜新潟、埼玉〜宮城も往復しましたけど、それほど辛いとは思いませんでした。ロングツーリングも意外と行けます。
(4)サイズと取り回し
これもパワーと同じで250ccクラスなりの小さくて軽い車体なので取り回しに苦労することはあまりない。車幅も細いので、駐車スペースに困ることもあまりない。
強いて言えば、荷物の積載性が皆無に等しい(バイク全般に共通して言えることですが)ので物の持ち運びには多少苦労しますがね。
(5)経済性
250ccは車検が無いのと税金が(そこそこ)安い。また(2)でも述べたように燃費もまずまずなので維持費は結構少ない。それでいて高速道路にも乗れるのでコスパは極めて高い。
と言うわけで、気軽に乗るにはNinja250はとても丁度良いマシンだと思います。
今でも特に大きな不満点はないし、大きなトラブルも殆ど無いので今後も乗り続けるつもり。
Ninja250に乗るようになって、やはり車の方の興味も再燃してきて色々悩んだ末入手したBRZ君。
こちらも、いくつかポイントを上げると
(1)スタイリング
Ninjaの場合と同様、こちらもスタイルにはとても満足しています。
BRZには実質殆ど同じの兄弟車であるトヨタ86も有りますが、私はBRZのスタイルの方が好きです。微妙な違いですけどね。
一般的なセダンや、ミニバンと比べると明らかに車高が低く身構えるようなクーペスタイルはお気に入りです。駐車場などで停めていても周りの車と違って異彩を放っている感が好きです。
(2) 乗り心地
一般に車高の低い車は乗り味が堅くなりがちと言われますが、確かに堅いと言えば堅いですが、決して不快な堅さではないので、街乗りでもそんなに疲れません。
あと私は、メーカー推奨以下のシャコタンにするつもりは全くない(シャコタン自体に興味が無い)ので、段差とかの乗り越えも実用レベルで困ることは殆ど無いです。
強いて言うと、車高が低いが為に交差点等で殆どの場合前車前が塞がれて信号が見づらいことくらいですかねw
(3) パワー感
2000ccで200PSと言う事で、コンパクトカーや大抵のセダン、ミニバン車よりは明らかにハイパワーで、且つ重量も軽めなのでとにかく軽快です。
勿論本格的なスポーツカーや欧州車などと比べれば非力ではあるけど、街中や高速道路を走る分にパワー不足は全くなし。ワインディングも気持ちよく走れます。
どうしてもコンパクトカーだと加速や山道でパワー不足を感じることがあるけど、BRZでは殆どそのような経験は無いです。
Ninjaの場合と同様で、私の技量で御しうるギリギリのパワーかなと思います。
(4)サイズと取り回し
当たり前ですが、積載性はそんなに良くは無い。ただ、日常生活の買い物レベルであれば殆ど困ることは無いけど、大物を買ったりすると辛い。
あと、仕様上は4人乗りだけど後席は実質使えない(ほぼ荷物置き場)と思った方が良い。
思った以上に車幅はあるな、と思ったけど最近はこの車に限らずサイズの大型化は進んでいるので、これが世の中の流れなのかもしれない。
(5)燃費、経済性
燃費は大体普通の街乗りで10〜11km/L程度、高速中心になると12〜13km/L程度。
勿論今どきのハイブリッド等から比べると悪いですが、このパワー感でこの燃費なら寧ろ上出来な方かと。
ハイオク専用なので決して財布に優しいわけでは無いですが、この手のクーペにしてはコスパは良い方だと思います。税金はそこそこ高い。やはりサーキットなどで使ったり、無謀運転で事故を起こす人が多いと言う車種の特性上、保険はそれなりに高めです。
と言うわけでBRZも、今でも気に入ってます。
結婚して二人になりましたが特に実用レベルで大きな問題はありません。
今後子供が出来たりしたら変わるかもしれないけど、当面はBRZでやっていけるかなと思ってます。
NinjaもBRZも元々「スタイル重視」で選んだ車種ですが、実際使ってみて色々なことが分かってきて、長所短所それなりにあるけど全体としては気に入っているし、選択に間違いは無かったと今でも確信してます。
私自身のバイク、車の運転技量が決して高いとは言えないので無理、無謀な運転はせずに安全運転で楽しんでいきたいと思います。
これからも2台とも大事に乗っていきたいと思います。
Nature Remoで家電のリモートコントロール
昨年末に、ゲットしてもらったアレクサさん。
とりあえずこれ、単体では単なるネットワークに繋がるスピーカーなのですが、前からやろうと思ってたのが家電との連携。
元々Philips Hueや掃除機のルンバはアレクサにネイティブ対応している。
ただ、我が家には残念ながらそんなアレクサネイティブなスマート家電は無い。
だけど、「それっぽく」することは出来る。
それが、スマート家電リモコンだ。
いくつか選択肢はあったが、私が選んだのはNature Remo
他にもいくつか似たようなスマートリモコンはあるけど、一番「スマート」に感じられたのがこれだったから。
ただ、かなり人気の高い機種だったらしく。注文してから実際に商品が入手できるまでに何だかんだで1ヶ月近くかかった。
何となく、少しだけ○ppleっぽいパッケージ。
緩衝材を除くと中に入ってるのはこれだけ。
- Nature Remo 本体
- USBケーブル(充電用)
- ACアダプタ
- 壁などに貼り付けるためのシール
後は写ってないけど数ページのマニュアルだけ。
昨今ありがちな、梱包物がとことん少ないシンプルな構成です。
色々セットアップはあるけど、この辺は説明がめんどくさいのでよそ様のレビューを参照してください(手抜き)
スマホにRemoさんアプリをダウンロードして適当にいくつかの家電を登録。
自宅内で赤外線リモコン対応する家電は
- シーリングライト
- エアコン
- テレビ
- HDDレコーダー
- AVアンプ
あたりがあるけど、とりあえずアンプ以外を登録してみた。
スマホ上で操作できることを確認。
念のため宅内だけで無く外からでも操作できた。
あと、うちでは私だけで無く嫁様も操作してみたいというので以下を参照してやってみた
概ね問題なし。
そしてアレクサさんからの連携も無事起動。
ほぼ目的通りの動作をした・・・・・・・
と言いたいところだけど一つだけ問題が・・・・
Nature Remoの売りとして「エアコンのリモコン機能はプリセットで国内メーカーのリモコンを登録済み」とあったけど、我が家のエアコン(三菱霧ヶ峰)は・・・
何故かエアコンのオンは出来るけど、オフが出来ないと言う状況。
うーーーーん、一番やりたかった機能が機能しない。
まだ解決してないです。このままならサポートに問い合わせてみるかな。
・2018/3/14 追記:解決しました!
ちなみに我が家のRemoさんは・・・
壁が定位置になりましたwwww
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iPhoneをジョジョ化してみた
生頼範義展行ってきた
上野の森美術館で開催されていた、生頼範義展に行ってきました。
生頼範義氏自体はイラストレーターとして活躍された方で、特にジョージ・ルーカスの目に留まり、スターウォーズの国際版ポスターイラストを手がけた事から世界的にも有名になった方です。
私のイメージとしては、光栄の初期ゲームタイトルのパッケージイラストや小松左京や平井和正、アシモフなどのSF小説の表紙イラストのイメージが強かったです。
生頼氏は残念ながら2015年に亡くなられていますが、今回は彼の功績を辿る作品展でした。
序盤のエリアで彼の代表的な商業作品がずらりと展示されていました。
光栄や、ゴジラなどのポスターイラストは知ってましたが、吉川英治作品の表紙や、週刊誌での政治家、文化人、スポーツ選手などの精密な描写イラストも描かれているのは不覚にもあまり知りませんでした。
そのあまりのバリエーションの豊富さと類い希なるデッサン力には驚きました。
更に意外だったのは、ガンダムの「逆襲のシャア」や「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」のイラストも手がけていたのね。これは完全に知らなかった。
撮影不可のエリアでは小松左京や平井和正作品における氏の原画が大量に展示されており、細かく観るとその描写のあまりの細かさに圧倒されました。
歴史物(三國志、宮本武蔵など)からSF(幻魔大戦、スターウォーズ、ウルフガイなど)、そして現実の人物(田中角栄、青木功など)までどんな題材でも写実的だったり時に劇画チックだったり器用に描きこなす生頼氏の画力に本当に感嘆しきりでした。
最後のショップコーナーでつい買ってしまったのがこれ、
アシモフの「ファウンデーション対帝国」の表紙絵、そしてダン・シモンズの「エンディミオン」の表紙絵が描かれたクリアファイル
ファウンデーション対帝国 ―銀河帝国興亡史〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: アイザック・アシモフ,岡部宏之
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- 作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸
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これらは作品自体も読み込んだけど、表紙をみて想像を膨らませたのも事実。当時はイラストレーターのことを意識はしていなかったけど生頼さんの作品だったとは後で知ったこと。
元作品に思い入れがあったので買ってしまいました。
改めて生頼氏の功績に思いを馳せました。
ALL ABOUT マイコンBASICマガジン II
本当はイベント当日にアップロードしたかったけど、語りたいことが多すぎて時間がかかってしまいました。
1/14、以前から楽しみにしていたイベントに行ってきました。
かつて発行されていた、電波新聞社のパソコン雑誌、マイコンBASICマガジン。
休刊してもう10年以上経ちますが、当時のスタッフや関係者が一堂に会してベーマガ時代の思い出を語るイベントでした。
私も中学〜高校時代はほぼ毎月のように買っていた雑誌だけに思い入れが大きいです。
オープニングムービーはなんとCG作家で知られるロマのフ比嘉さん渾身のムービー。
ロマのフ比嘉さん自身、ベーマガ好きだったそうでその縁で今回のムービー作成に至ったとか。
司会はベーマガ読者、そして80年代のパソコン少年にとってはパソコンサンデーなどでお馴染みだった山下章さん。
イベントは4部構成でした
第一部は「ベーマガ編集部 再結集!」
編集長の大橋氏、「編さん」こと及川氏、「影さん」こと増田氏・・・・
そしてベーマガ読者にとって最大のファンタジーだったアイドル「つぐ美ちゃん」・・・
ん??つぐ美ちゃんが男???
と思ったら、これは冗談でした。ちゃんと本物のつぐ美ちゃん登場。
ちゃんと、オチが付いて良かった。
当時、ライターは別としてベーマガの編集は殆どこの4人で行っていたそうで、最盛期の忙しさは相当な物だったとか。
特に毎日のように段ボール単位で送られてくる読者の投稿プログラムの動作チェックが大変だったとか。
そして編集長の大橋さんが独断専行で思いつきで新しい事をどんどんやり始めるので編集部は大変だったそうで。
ただ、大橋さんとしては読者の投稿プログラムコーナーを大事にしていたようで、当時「発売している機種のプログラムは出来るだけ載せる」ことにしてたそうで、新機種が出る度に、動作チェック用のマシンが編集部に増えていったそうな。
確かに当時のベーマガの投稿プログラムコーナーってかなりマイナー機種も載っていたよなぁ、と思ったけどそういうことだったのか。
当時、投稿プログラムコーナーを賑わせた伝説のプログラマーが集結。
森巧尚さん、そしてBug太郎こと谷裕紀彦さん、そしてファミベのよっしんさん。
編集部で裏方として活躍された断空我氏と、コミックコーナーでおなじみのくりひろし氏。
このセッションでは、スタープログラマー達が当時の作品を持ち寄って実機で実行させる筈だったけど、ここでトラブル発生。Bug太郎先生の持ち込んだFDが旨く動かず「Disk IO Error」となって会場がざわめく。
というものの会場にはPC8001やベーシックマスターJr.、X1やファミリーベーシックなど80年代のコンピュータの実機が集められていました。殆どの機種が30年以上前の実機なので、イベントの最中大小様々なトラブルは起きてました。
結局当初持ち込んだ作品は残念ながら動かせず。ただ、別作品として持ち込んでいたオールアセンブラの「N-TYPE2」は見事に動作。PC-8801で某「○-TYPE」っぽいシューティングゲームが見事に動いていました。
Bug太郎氏はその抜群のプログラムセンスで、ハイクオリティのBASICゲームで有名となりましたがその後プロとして活躍されました。
DRAGON 'N' SPIRIT for PC-8801 (1987)
このセッションの最後に森さんが残してくれたコメントが印象的だった。
小学生にマリオが作れるよと言っても(マリオ)オデッセイが良い、大学生にゲームが作れるようと言ってもパズドラでイイっすと言われるが、ちょっと作ってごらんと教えるとみんなハマりだす。ベーマガ世代も今の世代もそこは変わってない。
与えられた物で楽しむだけで無く、自分で作る喜びはいつの時代も変わらない。その事を教えてくれたベーマガには今も感謝している、とのこと。
思わず話を聞きながら感動してしまった。
第三部は「DEMPAサウンドチームクロストーク」
このセッションを期待していた人も多かったようです。(私もその一人)
メンバーはYK-2こと後のゲームミュージック界の大御所、古代祐三氏、音楽コーナーの「GORRY先生より一言」でお馴染みのGORRYこと後藤浩昭氏、はちみつ川野こと川野俊充氏、粟田英樹氏、荒木潤氏。
古代氏も今でこそゲームミュージック界を代表すると言っても良いほどの大御所ですが、元を辿ればベーマガのミュージックコーナーで才能を発揮したのが始まりなのは知ってる人は知ってる有名な話。
そして、川野氏、粟田氏、荒木氏は3人とも同じ中学の同級生で中学時代にベーマガ編集部に入り浸っていたと言うから驚き。
当時のミュージックプログラム投稿コーナーやDEMPAの数々の移植ゲーでのサウンドチームの裏話などを聴けました。
そして、サプライズでなんと古代祐三氏が「はじめてファルコム在籍時代のイース、ソーサリアンについて語る」コーナー!!!!
古代祐三氏は一時期日本ファルコムに在籍し、イースやイース2、ソーサリアンなどの数々の名サウンドトラックを残していたが、その後ファルコムから独立しフリーとなってから、ファルコム時代を振り返った発言をすることは一切無かった。
が、今回ちゃんとファルコム側の許可を貰って、古代氏本人がファルコム在籍時代のことを語る、と言う事で恐らく超絶貴重な体験。
古代氏自らが「イース/イース2」「ソーサリアン」からそれぞれ好きな曲を3曲ずつ披露する・・・・・と言う予定だったがここでトラブル発生。
楽曲データが入ったFDを会場設置のPC-8801mk II FRに入れたのだが、モニタに画面が表示されない!!
ところが、古代氏は「大丈夫、何とかなります」と画面を見ずにキーボードを操作して再生ドライバを操作。次々と音楽データをならしていくが、中々目的のデータを見つけられない!!
って事で今まで全く蔵出しされたことの無い、イースやソーサリアンのボツ曲(一部CDに収録された未使用曲だけでなく一切外部メディアに記録されたことの無いボツ曲含む)が大量に流されるおいしすぎる展開に!!
そんなトラブルの中で紹介されたのはイース側では
First step towards wars(イース 草原のテーマ)
Ys1 - First Step Towards Wars (PC-x801)
Ice ridge of noltia(イースII ノルティアの氷壁)
Music from Ys II - Ice Ridge of Noltia
なるほど、これは納得の3曲。ただイースIIのOP「To make the end of battle」は入らなかったのね。
イース2 オープニング / YS2 Opening PC-88
ソーサリアンからは以下の3曲
Music from Sorcerian - The Dark Wizard − Blue Dragon
ソーサリアン 呪われたオアシス 砂漠・砂の城 【FM音源サンプリング】
ソーサリアン (X1 & SB-2ver.) エンディング2曲 Falcom SORCERIAN 日本ファルコム
川野氏らは今は音楽からは離れてそれぞれ活躍されているそうですが、
「ベーマガの時代に若い時に様々な挑戦が出来たからこそ、今色々な経験が生きている」
古代氏は
「幼少期は音楽教育がスパルタで音楽は嫌いだったが、音楽と向き合い今でも音楽の世界で仕事が出来ているのは当時ベーマガと出会ったおかげ」
とそれぞれの視点でベーマガの功績を語ってくれました。
第四部 スーパーソフトプレイバックコーナー
プログラム投稿以外にもパソコンゲームやアーケードゲームなどのゲーム記事を沢山扱ったのもベーマガが草分け、後にファミコン雑誌などで当たり前になったスタイルがベーマガで確立されていた。
「ゼビウス1000万点への解法」で有名な大越康裕氏、見城こうじ氏、手塚一郎氏や後に小説家として活躍するTOMMYことベニー松山氏など・・・
懐かしい面々が。
曰く大越さんや見城さんが当時のロケテストであまりにもスーパープレイをしてしまったが為に難易度が上がったゲームがいくつかあるとかw
その他色々な裏話も聞けましたが色々内容的にヤバすぎて書けないことばかり過ぎるww
たっぷり6時間あったイベントの時間も気付けば押しまくりであっと言う間に終了。
最後に司会の山下章氏から驚きのサプライズが
ベーマガでかつて連載されていたストII大会の顛末を描いたドキュメンタリー
「バトル・オブ・ストリートファイターII」途中まで描かれたあげく、92年頃を最後に休載したまま、掲載誌のベーマガ自体が廃刊になってしまったため実質絶筆状態となっていた。
ベーマガ読者の間でもバトルオブストIIの連載再開は最早ネタになっていたけど・・・
なんと、遂に執筆完了!!そして会場で即発売の驚きの発表。
どうやら後で色々情報を見ると、関係者ですら殆ど知らされていなかったとっておきのサプライズだったようで。
いやー、驚きでした。
そして最後の最後に大橋編集長が
「私はもう70歳を超えたけど、今でも新しい事を色々やってみたいと思っている。」
本当にベーマガに携わった色々な方々が、ベーマガから色々な力を貰い、物を作る楽しみを覚え、その後も活躍し、そして今も新しい事に挑戦し続けている。
そんな人たちを目の当たりにして、自分ももっと挑戦していこう、新しい事をやってみよう、そんな勇気をもらえるとてもとても素晴らしいイベントでした。
近年稀に見る素晴らしいイベントで、あまりにも感動して泣き出してしまいそうでした。
また、次回があれば是非参加したいと思います。
ベーマガ読者で良かった!