Switchでフィットネス!リングフィットとフィットボクシングで痩せる?
明けましておめでとうございます。
2020年も細々と続けていきます。
年末のエントリーでちょっとだけ紹介しましたが、Nintendo Switch用のフィットネスゲームを相次いでゲットしてしまいました。
Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch
- 作者:
- 出版社/メーカー: イマジニア
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: Video Game
- 作者:
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2019/10/18
- メディア: Video Game
元々は、妻氏が「ダイエットのためにリングフィットアドベンチャーが欲しい」という話だったのですが、 昨年の発売直後からリングフィットアドベンチャーは品切れが続いており、任天堂が謝罪する始末。
リングフィットアドベンチャーはSwitch本体だけではプレイ出来ず、リングコントローラが必要なのでダウンロードで買うわけにも行かない。
暫くは何処を探しても見つからない状態だったので、とりあえずリングフィットアドベンチャーが見つかるまでは、Switch本体だけでプレイ出来るフィットボクシングで楽しむことにしていました。
結局、リングフィットアドベンチャーも何とか見つけられたので結局両方ゲットしてます。
フィットボクシング
フィットボクシングは名前の通り、ボクシングをしながらエクササイズしていくゲームですね。 プレイする時はトレーナーの指示に従いながら動作をするのですが、6人のトレーナー(女性4人、男性2人)から選ぶことが出来ます。
トレーナーによって、少しキャラ設定も異なってお嬢様口調だったり、カワイイ元気系少女だったり好みのタイプを選ぶことが出来ますw
私は何人か試して、マルティーナちゃんが健康的でお気に入りなので選んでます。
因みに関係ないけど、ラウラ役の声が田中敦子さん、ベルナルド役の声が大塚明夫さん、これ「攻殻機動隊」の草薙素子とバトーのコンビだったりしますね。意外なところで競演してるw
攻殻機動隊 S.A.C. 声優:大塚明夫、田中敦子、玉川砂記子 トーク
基本的には両手でSwitchのコントローラを握り、BGMにあわせてジャブやフックなどのパンチを打っていくという流れ。
【Fit Boxing】 デモムービー_マルティーナ(CV.上坂すみれ)
リズム通りにパンチや動きを表すパネルが現れるので、タイミング通りに動かすと「JUST!!」等の表示が出る。 端的に言うと「リズムゲー+シャドーボクシング」と言った感じかな。
デイリーワークアウトとして25分や35分などのコースを選ぶと、3つ〜4つ程度の異なるメニューをプレイ出来る。 メニューのプレイが終わると一日の成績を集計してくれる。
コントローラを握ってシャドーボクシングをするだけなので、腕の筋肉は大して使わない。ただ、ダッキングやウィービングなどでしゃがんだりするので足腰は意外と疲れるし、フックやアッパーはきちんと腰を回すことを要求されるので腹筋を使ったりする。開始当初は動きになれないと下半身や足腰周りは思った以上に疲れます。
難点を挙げるとすれば、タイミングの判定が微妙ってところですかね。
リズムに合わせたアクションとしては、
ジャブ、ストレート、フック、アッパーなどのパンチ系
ダッキング、ウィービング、スウェーなどの上下動作
前後のステップ動作
があったりするんですが、この中のステップ動作がホント分かりにくい。ちゃんとステップをしているのにコントローラが移動を判定してくれない場合が有ってモヤモヤすること多数。
あと、パンチ系の判定も実は厳密にパンチの種別を判断しているわけでは無く、単にコントローラの振動で判断しているだけなので実はフックと間違えてストレートを打ったとしても、正しいパンチと判定されてしまう。
なので極論を言えば、パンチしなくても音楽に合わせてコントローラ振り振りしてるだけでも実はゲーム的には問題なかったりする。 Switchのコントローラ的にはもっと厳密に位置や方向を判断できる筈なので、これは単なる手抜きかなぁとも思ったり。
リングフィットアドベンチャー
未だに入手困難と言われるリングフィットアドベンチャーですが、徐々に出荷は増えているようですね。
いざ、購入できて箱を開けてみたら爆笑w
いやー、筋肉好きの方は筋肉を肯定する名言が好きですね。
[みんなで筋肉体操] サーキット~腕立て伏せ・腹筋・スクワット・背筋を5分で!~ | 新春!豪華筋肉祭り | NHK
Nintendo Switch リングフィット アドベンチャー 紹介映像
リングフィットアドベンチャーのメインはアドベンチャーモード。
リングコントローラを模した「リング」君を相棒に、冒険を続けステージ毎に居るボス「ドラゴ」を倒すと言うアクションRPG的な要素が含まれます。
リング上のリングコントローラと、左脚の腿の部分に括り付けるレッグバンドにそれぞれSwitchのコントローラをはめ込んで、プレイします。
レッグバンドが脚や下半身の動きを、リングコントローラが腕などの上半身の動きを検知して全身の運動をサポートします。 リングコントローラは細いバンドのように見えて意外に頑丈で、大の大人が押し込んだり引っ張りしたくらいではビクともしません。
これらのコントローラを駆使して走ったり、空気泡を打ったりして道中を進んでいきます。
途中、敵との戦闘シーンがありますが普通のRPGみたいに戦闘するのでは無く「筋トレで戦う」のがこのゲームの主な進め方です。 スクワットをしたり、腹筋をしたり様々な形で筋トレをすると敵への攻撃となります。
攻撃のための筋トレは結構本格的で、生半可な気持ちではじめると後悔するほど汗だくになるし、なかなかの運動量です。
メインのアドベンチャーモード以外にも、筋トレを兼ねたミニゲームが収録されており、友人や仲間ともワイワイ楽しんだりも出来ます。
2つのフィットネスゲームを比較して
それぞれが目指す目的の違い
どちらも「運動をするためのゲーム」ではあるけど実際プレイしてみると結構異なる性質であることが分かりました。
がメインで、目指しているところが違うと思いました。
フィットボクシングは上記でも述べたようにシャドーボクシングなのでそれ自体は筋力的に負荷がかかる物ではありません。どちらかと言えばリズムに合わせて身体を動かすことで効率的に脂肪燃焼させることを目的にしているような気がします。
それに対してリングフィットアドベンチャーは器具を使って明示的に筋肉に負荷がかかるので、明らかに筋力強化を目的としています。
どちらが良い、悪いでは無く「目的が違う」と言えると思います。 健康的に運動をするのであれば、フィットボクシング、リングフィットアドベンチャー両方をやった方が止さそう。 それなりに負荷はあるので、無理して毎日両方やらずに一日毎に交互にやっても良いかもしれない(私は時間に余裕のある休日は両方やって、それ以外は1日毎に交互にやるスタイルに落ち着きました)
ゲームとしての継続性
リングフィットアドベンチャーはアドベンチャーモードがストーリー仕立てのRPGになっており、先に進める面白さがある。 自分は未確認だけど結構奥深いらしく周回プレイも想定したやりこみ要素もあるそうで、これだけでかなり長期間楽しめそう。
一方でフィットボクシングは基本的にデイリーのワークアウトメニューが主体。パンチやプレイ時の星の数などBGMやトレーニングの種類は増えるもののワークアウトのバリエーションはそれ程多くなく基本的には同じ事の繰り返しになる。
やりこみ要素的にはリングフィットアドベンチャーの方が高そう
モチベーションの上げ方
フィットボクシングは上記のようにトレーナーが自由に選べ、ゲームを進めていくと衣装なども手に入るのでトレーナーをカスタマイズすることが出来る。
トレーナーの顔が見えており、自分に語りかける口調なのでワークアウトのモチベーションも上がる。
リングフィットアドベンチャーは一応「リング」君という相棒は居るが基本的にはアドベンチャーのアシストに徹している。 あと何と言っても可愛くないw
ストレッチの際には「ミブリ」君というキャラが出てきて、ストレッチのアシストをしてくれるが顔は見えないし、そもそも男か女かすらも分からない。
運動への誘導の仕方としてはフィットボクシングの方がうまいと思った。
まとめ
それぞれ別々の開発で違う目的で作られたトレーニングゲームだけど、偶々近い時期にリリースされたので比較されがち。 ただ、それぞれ意味のある運動支援をしてくれるし、何しろ「ゲームをして心地よい汗がかける」というのは画期的だ。昔のWii Fitもそうだったがさすがにそれよりは進歩している。
折角両方あるのでこまめに続けて、ダイエット&筋力強化を続けたい。