大型化するタブレット
最近のタブレットの大型化が著しい
初っ端は9月にiPhone6s等と一緒に発表されたiPad pro
従来までのiPadよりも大幅に大きい12.9インチサイズのiPad。
解像度が上がっただけで無く、大きなサイズを有効に生かすためにCPUやメモリなどもiOS機器史上最大となっているようで。
更にMSのSurfaceに良く似たキーボードとペンも用意され、PC的な扱いも出来るとか。
ただ、あくまでもOSはiOSなのでMacやWindowsPCほど自由にコンテンツ作成ができるほどでは無い。
対抗するGoogleは、2-in-1タイプの10.2インチタブレット、Pixel Cを発表
Googleといえば、各PCベンダと連携してChromebookを出しているけど、これはChromeOSでは無く純粋なAndroid。Google謹製では有るがNexusブランドでは無いのは何故なんだろ?
最後、つい先日のMSのイベントで突如発表されたSurface book
Surface Pro4は予想されていた範囲内だったが、このSurface bookは全く誰も予想していなかったサプライズだったようで。
これはMSなので当然Windowsだが、これまでのSurfaceシリーズはスタイルはともかくとしてスペックは割と控え目と言うかごくごく標準的なPCのレベルだったが、こんかいのSurface ProはCPU、チップセット、メモリが現行ノートPC最大級。しかも着脱可能なキーボードユニットにnVidiaのGPUも実装するなどスペック的に見るとかなりの意欲作。
その代わりお値段も結構上がってるけどwww
ほんの2〜3年前まではタブレットと言えば主力製品は7〜8インチだったが、一気に大型化してタブレットの主流は10インチ以上になりそう。
やはり背景としてはスマホ、ファブレット相当の端末がそれまでの4インチ程度から5〜6インチが増え始め大型化する中で7インチ程度のタブレットとの住み分けが難しくなってきたと言うのもありそう。
Windows PCであるSurfaceは別として、iPad Pro、Pixel Cは両方ともスタイルだけ見れば2-in-1PCっぽいけどOSはあくまでも他のタブレットと変わらないiOSやAndroid。
元々タッチインターフェースをベースとしたGUIなのでPCやマウスベースのMacOSや、Windowsほど自由度が高いわけでは無い。
強いて言えば文字入力をキーボードが使えることで多少は効率化できるくらいかと・・・
今後キーボードやマウス、ペンベースのUIを意識したアプリや機能がiOSやAndroidに実装できるかどうかが鍵になりそう。
そして、大型化した影響でタブレット自体の価格帯も上がってきたのはちょっとなぁ。
個人的にはPC的な使い方はPCでやれば良いのでタブレットは7〜8型が丁度良いと思うんですよね。特に電子書籍や、持ち運びでの動画コンテンツ消費には未だにこのサイズがベストだと思うので廃れないで欲しいなぁ、と言うのが本音。