「ピュア」Androidが続々
先日新型iPhoneが発表されたばかりですが・・・
やはりAndroid端末と比べて、iPhoneは端末が限定されていることもあってかOSのサポートが長いのが魅力とも言えます。
新型iPhoneにあわせてリリースされるiOS12はなんとiPhone5Sもサポート。 少なくとも次のバージョンが出るまではサポートされることを考えると最長で6年近くのサポート期間になる。
寧ろOSのサポートよりもバッテリの劣化を心配する必要があるくらい。
一方で、Androidは種類が多くカスタマイズされている場合も多くて、アップデートがろくにされない端末も少なくない。 折角端末を買ったのに1~2年でアップデートもされなくなりセキュリティリスクが放置されることも。
Android端末はバージョンの分断が深刻な問題になっている。
これまで日本ではAndroid端末はdocomoやau等のキャリアの販売が中心で、キャリアの意向でカスタマイズされた物ばかりでアップデートがされない/遅い物が殆どだったが、最近になってようやく「素」のAndroidに近い端末も少しずつ出てくるようになった。
素に近いAndroidだと、カスタマイズが少ないのでAndroidのアップデートやセキュリティ対策も比較的安定的に提供される。
Essential PhoneはAndroidの生みの親であるアンディ・ルービン氏が設立したEssential社によって作られたスマートホン。 リリースは1年ほど前なので今更感はありますが、つい先日リリースされたAndroid 9 Pieが最も速く適用された端末としても知られている。
リリース当初は日本の技適を通っておらず日本で使うことが出来なかったが、途中から技適通過になり輸入などで使えるようになった。 とは言っても米国から購入する必要があり少しハードルが高かったが、ようやくIIJと楽天モバイルで扱えるようになった。
ただ、このEssential Phone。思ったほど売れなくて、会社が身売りされる可能性も指摘されており継続性に疑問符が残りそう。
一方で、Google謹製の端末Pixelシリーズ。以前はNexusシリーズが国内でもリリースされていたけどPixelシリーズはこれまで技適が通っておらず、日本で使うことが出来なかった。
けど、どうやら新型の日本でも近日中にリリースの可能性がありそう
また、日本リリースの話は無いけどIFAで情報が出ていたのがLG のAndroid One端末「LG G7 One」をリリース
Android Oneと言えばこれまでリリースされたのはどちらかと言うと、エントリークラスが多かったけどG7 Oneは最新では無いがほぼ1年前の ハイエンド(と言うかEssential Phoneと良く似たスペック)
Essential社と違ってLGなので、会社的にはそうそう身売りの心配は無さそう。
多彩な機能やカスタマイズされた個性的なAndroid端末も良いけど、一つの端末を長く使いたい人にとってこう言ったシンプルなピュアAndroid端末の選択肢がふえてほしい。