仕事は楽しいかね? / デイル・ドーテン
出張先から戻るために入った空港で、大雪のため、一晩空港で滞在することになってしまったビジネスマンがとあることから高名な実業家の老人と出会う。
彼は仕事や私生活の鬱憤をその老人に打ち明けてしまうが、老人の返す含蓄のある言葉やアドバイスに次第に引き込まれていく。
ちょっとしたショートストーリー仕立て形式のある種のビジネス書。
成功のためのハウツーでは無く、心構えと言うか常に新しい事にチャレンジしていくことの正しさを説いたような内容。
そう言う意味では具体性のある内容では無く、価値観と言うか意識の改革を促すような内容と理解した。
内容自体はとても為になるのだが、男性が悩みを打ち明ける対談形式で進んでいくので、種々様々なアドバイスが散発的に出てくるのでちょっと論理的なまとまりが無いので、呼んだ後に頭の中で整理がしにくい感じ。