ボヘミアン・ラプソディー(映画)
今日は、結婚記念日だったので仕事をお休みして二人での時間を過ごしました。
昼にお祝いのランチをいただき、午後の予定を特に決めていなかったのですが、話し合って
そう言えば、久々に映画観に行きたいねと言う話になって、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観ることになりました。
伝説的なバンド「クイーン」の歴史を、リードボーカルのフレディ・マーキュリーの視点から追ったストーリー。
お台場の映画館に行ったのですが、良い時間に取れた上映回が「Screen X 2D」と呼ばれる物
スクリーンXってなんぞ?
映画の映像を正面のスクリーンだけで無く客席左右の壁にも投影させて、最大270度程の視野角で投影して臨場感を増す技術だそうで、日本ではユナイテッドシネマの一部劇場で導入されているそうです。
ScreenX 視界の限界を超える270° 3画面ワイドオープンスクリーン - ユナイテッド・シネマ
この「ボヘミアン・ラプソディー」でも全編というわけでは無いですが一部のシーンでこのスクリーンXによるワイド上映がされました。
映画ではブライアン・メイ、ロジャー・テイラーがプレイするバンドにフレディ・マーキュリーがリードボーカルとして参加するところから始まる。
類い希な歌唱力と、独自の音楽センスで着々とロックスターとしての道を駆け上がっていくクイーン。 表題にもなっている「ボヘミアン・ラプソディー」を製作する際のエピソードなんかも映像化されていて、コーラスシーンで何度も何度もオーバーダビングしてテープが切れそうになる有名なシーンも出てきました。とてつもなく厚みのある名曲のコーラスシーンはこうやって作られていたんですね。
Queen - Bohemian Rhapsody (Music Video)
他にもメンバー間での様々な議論や軋轢を生みながらも作り出されていった「We will rock you」や「Another one bite the dust」などの名曲のレコーディングシーンなども再現されました。
Queen - We Will Rock You (Official Video)
Queen - Another One Bites the Dust (Official Video)
世界的な人気バンドとなり、絶頂を極めていたフレディ・マーキュリーですが、バイセクシャルであったともいわれており、日夜パーティを開き遊興に溺れていたとも言われている。
豪快で刹那的な振る舞いにも見えるが、と同時に繊細でもあり初期の頃からの付き合いがあった女性のメアリーとの交際と破局(と言っても結局最後まで友人関係は継続したらしいが)、男性マネージャとの交際や絶縁などでもフレディの苦悩が描かれている。
劇中では、クイーンの様々なライブシーンが再現されており、その際にはスクリーンXによるワイド映像となる。 視界一面がライブ会場のような感じになるのである意味VRに近い体験でとても興奮しました。
そして、圧巻なのはラストの20分。
クイーンでの活動に嫌気がさし、ソロアルバムの製作に没頭していたフレディが世界的なチャリティイベント「ライブエイド」に参加するために、再度仲間の元に戻り、再出発で参加した圧巻のライブシーン。当時このライブの評価は絶大で、クイーンの人気が復活したそうで。
Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version]
この映像は当時の本物ですが、映画でもほぼ同等のクオリティで再現されており、しかもスクリーンXだとワイド映像となるので、まさにこの会場にいるかのような臨場感でした!!
映画のストーリー自体どこまでがノンフィクションでどこまでがフィクションなのかはよく分かりませんが、改めてクイーン、そしてフレディ・マーキュリーが残した物の大きさを感じた映画でした。
因みに一つ言っておくと、この映画を観て劇場を出た後にみんな必ず「We will rock you!」を口ずさみたくなるから!!絶対!!