Amazon Fire TV Stick使ってみた
昨今有料、無料を問わずネットを通じての動画サービスが充実してきたこともあって、色々自分も利用させて貰っています。主に使っているのは
- Youtube(有名ユーチューバーの配信、公式動画など)
- AbemaTV「ながら見」コンテンツ
- Amazon Prime Video(独占コンテンツ視聴など)
基本的にこれらを今まではPCやタブレットで観ていますが、やはり画面の大きさがどうしてもテレビと比較すると小さいので、コンテンツ視聴としての体験には少し不満を感じていました。
自分は40インチの大画面テレビ(東芝REGZA)を使っているので何とかここに表示させたい。実は今まで大分昔に買った「Apple TV」を使ってましたが、これがどうにも融通が利かない。動きは遅いし、基本MacかiOSデバイスでないと連携がめんどくさいので汎用性に乏しい。
と言う事で代わりになるデバイスが欲しかった。
そこで以前から気になった居たのがAmazonのFire TV Stick。
実は当初Fire TV Stickが気になったときは昨年の末でしたが、この時点で既に海外ではCPUを強化した第二世代のFire TV Stickがリリースされていましたが、日本は(少なくとも2016年末は)製品が出ませんでした。
結局数ヶ月待ってようやく日本でも買えるようになったので、飛びついて買ったわけです。細かいレビューはやはり専門家へwww。
本体は、テレビのHDMI端子に直接させるタイプのスティック。ただ、本体がやや大きめのため直接本体をHDMI端子に差そうとすると、HDDレコーダーやゲーム機などテレビに接続する他の端子と干渉する場合が有るので、端子延長用のケーブルが添付されています。
うちの環境でもご多分に漏れず干渉しましたorz..
操作は原則リモコンで。
赤外線ではなく無線を使っているのでテレビのリモコンみたいに本体の方向に向けなくても操作できるのは楽。(元々Fire TV Stick自体テレビの「裏」に設置することが大前提のデバイスなので、赤外線じゃ使い物にならないだろう)
因みにこのリモコンはマイクも内蔵しており、音声検索の機能が使えるけど、現状音声検索に対応しているのはAmazon系サービスのみ。
Kindle等のAmazon謹製デバイスの例に漏れず、Amazon経由で購入すると予め自分のAmazonアカウントがプリインストールされた状態で出荷されるので、無線LAN等の最低限のセットアップをするだけで、とりあえずAmazon関連のサービスはそのまま使用できる。
Amazon Prime Videoの動画配信サービスだけで無く、Prime Photo やPrime Music、Amazon drive等のAmazonアカウントに紐付いたサービスは大体使えるのでとりあえずAmazon系サービス使いたいだけならとても楽チン。
ただ、それだけでは面白くない。Fire TV Stickは独自システムではあるが、ベースはAndroidなのでAndroidスマホ/タブレットなどで実績のあるツールが既に沢山リリースされている。
等など主要な動画サービスは大体利用できる。てことで早速いくつかアプリを落としてYoutube等を観てみたけど、これがとても楽チン。
速度も軽快で割と不満無し。そして何よりもいいのが「お気に入りの大画面テレビで好きな動画サービスを視聴できる」点。
小さい画面で見ていたYoutubeの動画も大きな画面で見ると迫力が違います。
そして動画サービス以外のアプリも動かせるのが大きい。
FireTVに対応した公式の「ES Fle Exploler」(Androidでお馴染みのファイル操作ツール)も使えます。
普通AndroidスマホでES File Explolerを使う場合には、自デバイス内のファイル操作をしたりするのに使う方が多いと思いますが、Fire TVの場合は必ずしもこれでは無く別の用途がある。
ES File Explolerには自デバイス内だけで無く、ネットワーク経由のファイルアクセス(FTP、SMB、HTTPなど)にも対応している。
そこで、家庭内LAN上のPCやNAS上にある動画や音楽等を繋いでFire TV Stick経由でテレビでコンテンツ視聴が出来るようになります。
これが思いの外便利で、自分の場合は宅内LANに大量の動画ファイルがあるので重宝してます。
この様に、あたかも「自分のテレビがスマホみたいになる」感じがとても便利。
ついついAbemaTVやGYAOなんかをダラダラ観るようになってしまいました。
価格もそれほど高くないので、中々オススメです。