「かっこいい」車がもっと出て欲しい
一般ニュースでも取り上げられるほど話題になりましたが、ホンダが軽自動車の本格スポーツカーとしてS660を発表しましたね。
軽自動車で有りながらも各所の試乗レビューでは絶賛の嵐で、ホンダとしては久々のライトウェイトスポーツカーなので期待している人も多そう。
2000年代、日本では排ガス規制や安全基準の上昇などに対応しきれずに80年代〜90年代にヒットした車がどんどん販売終了となり、スポーツカー、スペシャリティカー不遇の時代が続いてました。
そして気がつくと日本の街中はハイブリッドカー(と言うより殆どがプリウス)かコンパクトカー(と言うより殆どFitかAQUA)、そしてトールワゴンサイズの軽自動車ばかりになってしまった。
それはそれで実用車、道具としての車を見るのであれば人と荷物がそこそこ載って、燃費さえ良ければ見た目なんて二の次、なのかもしれないけど、やはりそれじゃ
「車」そのものを楽しむには物足りない。
こう見えても、私自身は幼少期がモロにスーパーカーブーム世代。
子供ながらにカウンタックや512BBに憧れたものです。
そう考えるとファミリーカー、実用車ばかりじゃ面白くないんですよ。
少し前から状況が変わり始めてきたきっかけになったのがやはりトヨタ86/スバルBRZ
もちろん、スポーツカー冬の時代にも日産GT-RやフェアレディZ等もあったわけですが、やはり200〜300万円前後の比較的手が届きやすい価格でこれらのFRを出したと言う意味で86/BRZが果たした役割は大きい。
そして昨年末に詳細が発表され、近日中に販売も開始されるロードスターのND型
【MAZDA】新型ロードスター- 進化するライトウェイトスポーツカー-
ロードスター自体はずっとシリーズが継続していたけど、マツダに関してはここ数年「スカイアクティブ」テクノロジをベースに全ラインナップを刷新中で、このロードスターもそれらの一環として新しい設計でロードスターを作り直し、ベースモデルでは1tを切る軽量にしたことで注目もされている。
純粋にスポーティカーとは言えないかもしれないけどダイハツのコペンも軽量2シータ-としての評価も悪くない。
また、高価格帯のいわゆる「スーパーカー」にはなってしまうが、ホンダもNSXのニューモデルを出す予定だし、
日産の現行GT-R、フェアレディZはここ2〜3年で、モデル刷新されるかもという噂もあったり
つまらなかった日本車が少しずつかっこよく、楽しくなってきたのは良い。
もっとかっこいい車が当たり前のように街中を走るようになって欲しい。