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Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

映画 We are X

wearexfilm.jp


 

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X JAPANドキュメンタリー映画「WE ARE X」観てきました。

 

アーティストの活動を追ったドキュメンタリー映画と言えば、過去に私が観たものと言えば

テクノDJ達の歴史を追った「MODULATIONS」

 

モジュレーション [DVD]

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 そして、亡くなったマイケル・ジャクソンを追って世界的に大ヒットとなった「THIS IS IT

 

 後は、電気グルーヴの活動を追った「DENKI GROOVE THE MOVIE?」

 

 

 

rxjun.hatenablog.com

 

 

等がありましたが、今回はX JAPANを扱ったもの。

 

意外にも製作は日本では無くイギリス。なので一応X JAPANをあまり知らない海外に人でも分かるようにバンドの成り立ちから説明がされている。

 

2014年にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたライブの準備映像を軸として彼らの過去を掘り起こす映画となっている。

体裁としてはX JAPANと言うバンドを追っているが、実質的にはリーダーであり精神的支柱でもあるYOSHIKIの生涯を中心に彼の周囲で起こる様々な出来事を基に「X JAPANとは何なのか?」と言う事を掘り下げている。

 

幼少期は病弱でおとなしかったYOSHIKIが如何にしてロックに目覚めたのか、彼の父の突然の死をきっかけに全てに絶望しいらだちと怒りをぶつける場としてロックに生きる道を求めたYOSHIKIの心の動きを丹念に追っています。

 

そしてバンド結成と絶頂期、X JAPANと言う存在が当時の日本の音楽シーンでどれだけ異質だったか、そして後進に影響を与えたかも述べられています。

 

LUNA SEAGLAYなどX JAPANの影響を受けたユニットのインタビューや、海外からもスタン・リーやKISSのジーン・シモンズなどもコメントを寄せています。

 

そして、X JAPANの歴史を語る上で避けては通れないのがTAIJIの脱退、TOSHIの洗脳と脱退、そして解散後のHIDEの突然の死等の各種騒動。

YOSHIKIは「X JAPAN は家族だ」と語っていたが、その家族を失うことの辛さ、喪失感について赤裸々に語っています。

特に当時から言われていましたがHIDEの死はYOSHIKIにとっては相当に衝撃だったらしく、絶望の底に落ちたと言う事も。

 

ただ、意外だったのが彼を絶望の淵から立ち上がらせたのが当時天皇陛下在位10年記念の式典で奉祝のためにYOSHIKIが作曲し披露した「Anniversary」


天皇陛下御即位10年奉祝曲 "Anniversary" YOSHIKI(X JAPAN)

この出来事が、YOSHIKIにとって「自分の居場所はステージだ」と再認識させられるきっかけになったとか。

 

そして洗脳騒動で一時期疎遠になったYOSHIKIとTOSHI。洗脳中の事についてTOSHIは「周りの全てが敵だと思い込まされていた」と語っている。

 

ただ、YOSHIKIは幼少期からの幼馴染みであるTOSHIを見放すことは無く常に「家族」として見てきた。

劇中でもYOSHIKIとTOSHIが何気なく子供の頃の他愛ない事を話して談笑しているシーンが出ているが、彼らは本当に幼少期から全てを知っている仲なんだと実感する。

 

今でも激しいドラムさばきで肩や腕はボロボロの状態だが、TOSHIは

「友人としてはYOSHIKIのことは本当に心配しているけど、X JAPANのリーダーとしては少しも心配していない。彼は何があっても最高のパフォーマンスを提供し続ける」

と言っていたのが本当に信頼しきった二人だけの関係なんだろうな、と言う事をよく感じられるコメントだと思いました。

 

X JAPANと言えば激しいサウンドで荒々しいイメージがつきまとうけど、素顔の彼らは本当に繊細で純粋なロックを心底愛した人たちなんだろう、と言う事を感じられるドキュメンタリーでした。

 

 

 

 

 

「WE ARE X」オリジナル・サウンドトラック

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