Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

SONYのヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」を体感!

先日の日記でも取り上げたSONYのHMD新機種「HMZ-T1」が銀座のソニービルで実機体感出来ると言うことなので行ってきました。

こんなやつ


最初にソニービルで先週末(9/10)に公開された時点では、なんと行列が6時間待ちとか7時間待ちとか言われてて人気のようです。
私が行ったのは平日の夕方でしたがそれでも50分待ちでした(@_@;)


体験会は4人単位で部屋に入れられてリクライニングシートに座った状態でこの装置を体験できました。

見た目が結構大きいので重そうに見えますが、実際に装着してみるとそれほど重さは感じませんでした。
ヘッドバンドが二股に分かれており、頭を二カ所で抑えるように固定するので割と装着感はしっかりしています。

左右それぞれの目に有機ELの720p相当画像素子が取り付けられており、目の位置や幅に合わせて微調整することも出来ます。


若干取り付けや調整が面倒くさいところはありますが一旦ちゃんと調整が終わればちょっとやそっとじゃ揺らがないので不安無く映像を見ることが出来そうです。


サンプルの映像として来年公開予定の「アメージングスパイダーマン」(今までのスパイダーマン1〜3とは異なる全くの新作らしい)のトレーラー映像を視聴。

それぞれの目に異なる映像を見せることが出来るので3Dの表示も出来る。
1枚のパネルで3Dを見せるテレビとは異なり原理上クロストークが発生しないのでくっきりした3次元映像で目の疲労感が少ないのが良いですね。

また、なんと言っても720p相当とはいえ真っ当なHD映像が目のすぐ前に表示されるので精細感がかなり高い。


昔使っていたOLYMPUSのEYE-TREKは液晶の解像度が低すぎて映画の字幕や下手すると野球中継の点数ですら見えにくいくらいだった頃と比べると隔世の感がある、と言うかこのHMDなら長時間映画やテレビを見るに堪えられるなぁ、と思いました。

惜しむらくは音の方ですが、装置内蔵のヘッドフォンに関して言うと、音質がもう一歩かなぁと言う気もした。




何にしろ、HMDブームは今まで何度かあったがなかなか普及するものがなかったけど、今回のHMZ-T1はようやく実用に耐えうる製品が来たかなぁ、と思った。

さすがに今のところ買う予定はないけど、正直欲しい気はする。