Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

「名探偵ピカチュウ」と「プロメア」観てきました

先週、今週と相次いで映画を観てきました

「名探偵ピカチュウ

meitantei-pikachu.jp

あの「ポケモン」をはじめて実写で映画化したと言うことで話題になっていたこの作品。


【公式】映画「名探偵ピカチュウ」予告①

正直、観る前はオッサン言葉で話すピカチュウの予告編で色モノ感あったんですが、意外と(失礼)普通に観られる映画でした。

ポケモンをバトルではなく、一緒に暮らす「相棒」として共存するライムシティがメインなので所謂「ポケモンボール」は序盤にしか出てきません。 ポケモンを知っている人なら色々ニヤニヤ出来るところは多いでしょう。メインのゲームで無くても「ポケモンGo」しか知らない人でも十分楽しめそうです。

ネタバレになるので詳細は言えませんが、何故ピカチュウがオッサン声で話すのかは終盤でその理由が分かります。

事前にあまり情報を仕入れてなかったのですが、渡辺謙が出ていたり日本語版で主人公のティムの吹き替えを担当している竹内涼真カメオ出演していたりしたのでちょっと驚きました。

細かいところを言えば色々ツッコミどころはあるんですが、ポケモン好きなら観ておいても良いかもしれません。


「プロメア」

promare-movie.com


映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

天元突破グレンラガン」「キルラキル」を製作した監督・今石洋之、脚本:中西かずきの黄金コンビが再び組んだTRIGGER製作の映画。

観てきましたが、とにかく熱い!無駄に熱い!

炎を操る特異体質の人種「バーニッシュ」のリーダーであるリオ・フォーティアと火消し消防隊の「バーニングレスキュー」の新人隊員のガロ・ティモス、そして自治共和国「プロメポリス」の司政官クレイ・フォーサイトを軸として物語が展開していくが、色んな意味で「グレンラガン」のセルフオマージュ的な所がありそう。

まず、ガロのキャラクターデザインがグレンラガンのカミナによく似ている。

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グレンラガンのカミナ
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プロメアのガロ

そして、終盤に出てくるロボットが殆どグレンラガンぽい。二人で一つのロボットを操作したり、ドリルを使ったりしてる。

ストーリー的にも、構造が似ていて

  • グレンラガンにおけるアンチスパイラル

  • プロメアにおけるバーニッシュ

の存在意義がよく似ている。 色んな意味で制作陣が「グレンラガン」や「キルラキル」でやろうとしていたことを更に高いレベルで昇華させようとしていたいたんだろう。

映像的にもかなり凝っていて、特に戦闘シーンの異常なほど目まぐるしくキャラクターを煽るように動き回るカメラワークが圧巻。 恐らくレイアウトが死ぬほど大変そう。


映画『プロメア』冒頭アクションシーン 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

正直、「進撃の巨人」でWIT Studioが見せた立体機動装置にあわせたカメラワークの動きも圧巻だったが、「プロメア」はそれを上回っていた。


進撃の巨人第11話の立体機動が凄すぎる件

あと、意図しているのかどうか分からないが、「プロメア」の映像が全般的にキャラクターや背景、そしてバーニッシュの出す「炎」の造詣が比較的平面的で、いわゆる「ポリゴンっぽさ」がありました。何となく、セガのゲーム「ジェットセットラジオ」を思い起こしたのは私だけか?


JSRF - Jet Set Radio Future OP

とにかく「グレンラガン」や「キルラキル」が好きな人であれば、「プロメア」も絶対合うはず。 多少の無理や矛盾は勢いでぶっ潰す!

劇中に様々に貼られた伏線も最後には綺麗に回収され、後腐れ無くスッキリ観られるので、元気になれる映画です。

オススメ!

「プロメア」オリジナルサウンドトラック

「プロメア」オリジナルサウンドトラック