Re:RXJ Station

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ジロ・デ・イタリア マリア・ローザの混迷続く2週目

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ジロ・デ・イタリア

休息日を挟んで2週目。

前半は平坦ステージだが、11ステージ目でイタリアチャンピオンジャージを着るヴィヴィアーニがジロを去る。

www.cyclowired.jp

ヴィヴィアーニは第3ステージでトップフィニッシュするも、斜行をし走路妨害をしたと判定されて勝利取り消し、且つ-50ptのペナルティ。 この後のスプリントステージでも何度か上位に食い込むチャンスはあった物の、結局モチベーションを維持できずにジロから離脱。

スプリンター達のポイント賞(マリア・チクラミーノ)は事実上アッカーマンとデマールの2名に絞られた。

12ステージからはいよいよ本格的な山岳ステージが始まり、総合優勝争いが本格化する。 総合ジャージのマリア・ローザも頻繁に移動し

  • 10〜11ステージ ヴァレリオ・コンティ(UAEチーム・エミレーツ)

  • 12〜13ステージ ヤン・ポランツェ (UAEチーム・エミレーツ)

  • 14〜15ステージ リチャル・カラパス(モビスター)

と目まぐるしく入れ替わる。 山岳に入ると

等の各チームエース勢が山岳で熾烈なアタック合戦を広げるなど目の離せない争いが続いた。

特に、ログリッチェは総合優勝の最有力と見られていることから、各チームからのマークも厳しい上チーム(ユンボ・ビスマ)のアシスト勢が山岳にあまり強くないことから、孤軍奮闘を強いられている中、ランダ、カラパス擁するモビスターがチーム戦略を駆使して攻めるなど、チーム毎の戦力差や作戦が垣間見える。

そんな中でも、1週目ではあまり良いところ無く遅れていたサイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)が、終盤の14〜15ステージで上位フィニッシュをしてジワジワと総合順位を上げているのも気になります。イェーツは体格的には小さく小兵ながら頑張っているところが自分に通じるところがあって応援したくなります。

そして、ログリッチェは2週目最後の15ステージでガードレールに激突し転倒。

総合2位に付けているもののややタイムを落とした格好。

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比較的、逃げが成立してそのままステージ優勝を収める事が多かった2週目。 総合上位も日々激しく変動し、絶対的な強者が居ないため混沌としつつ有る。

休養日を挟んでいよいよ明日から最終の3週目。最終日はタイムトライアルだが、最後の最後にマリア・ローザを着ているのは果たして誰なのか? まだ全然先が読めなくて楽しみです。