越後妻有トリエンナーレ2015
今週は夏休みをいただいており,新潟に帰省しております。
って事で、ちょっとだけ話題になっていた越後妻有トリエンナーレに行ってきました。
3年に一度、開催されている芸術に関わる祭典。新潟の十日町や津南を中心とした越後妻有地区で各地に点在された芸術作品を見て回るもの。
特定の美術館だけに作品が置いているわけでは無くて、地域の至る所に有るのが特徴。
芸術と自然の調和ってのが一つのテーマらしい。
一応、ここが起点となるらしいんですが。
おおお、すげえ!!
と、思ったんですが・・・
ハリボテかよ!!
うーん、なんか自分には理解しがたい・・・
そして、あちこちに点在する芸術作品を車で移動しながら観るわけですが・・・
んーーーーーっと。正直言うとよく分からんww
まぁいわゆる現代芸術と言えるんでしょうけど、正直個々の展示にろくな説明もないし、はっきり言うと自然と調和しているようにも見えない。
何か意図が有ってそこに展示されているのでは無く、山道を歩いていると突然シュールな現代芸術がいきなり目の前に現れる、といった感じなので
はっきり言って唐突感が否めない。
全体を通しての一体感も特にないし、何度も言うようですがあちこちに点在しているので、個々の展示場所を観るのに車で移動したりしないと行けないので時間もかかる。
なんだろう・・・自分にはどう楽しめば良いのかよく分からないイベントだった。
展示されている作品そのものはそれぞれ個性的で決して悪くないものだとは思うけど、全体を通して一つのイベントとしてみたときにあまりにも統一感がなさ過ぎる、と言うか、皆勝手にバラバラに作った芸術作品を、いちいち動き回って観なきゃ行けないと言うのが色々と面倒過ぎる。
国立新美術館で開催されたメディア芸術祭みたいに、コンセプトや作品毎の意図が明確に分かる状態で有れば素人でも楽しめるんですが、このイベントは全体的に説明不足すぎる気がする。
芸術に説明は不要、と言う意見もあるかもしれないけど、それだと芸術素人は興味を持たないだろうと思う。
結構長く続いているイベントらしいですが、これってもう少し方向性を明確にした方が良いんじゃないかと。
唯一、これは良いなと思ったのが、これ
地元の節黒城と呼ばれる城址らしいんですが・・・
これは芸術作品じゃ無くて、史跡だろうww。(一応作品の一つになってるみたいですが)
この城址は山の上にあって、十日町の田園風景を一望できる素晴らしい眺望が堪能できます。
これは良かった。
次回があっても・・・・んー多分行かないw