英雄伝説 碧の軌跡クリア
- 出版社/メーカー: 日本ファルコム
- 発売日: 2011/09/29
- メディア: Video Game
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超今更だが、ファルコムのPSP用RPG「英雄伝説 碧の軌跡」・・・
やっとクリアしたorz....
発売が2011年9月29日、発売日に買ってクリアしたのが2013年1月2日・・・・
クリアに1年4ヶ月もかかってるww
まぁ途中忙しくて全くプレイしていない期間もあったし、一日30分程度で細切れにプレイしていたので長くなってしまったのですが、それでもクリアまでの総プレイ時間が約87時間。
今までオンラインゲームはともかくオフラインRPGでここまで1プレイに時間をかけたのは始めてかも。
「空の軌跡」から続く「軌跡」シリーズ。
「碧の軌跡」は前作に当たる「零の軌跡」から直接的に続くシナリオ。なので、「零の軌跡」をプレイしていないと殆どストーリーは理解できないかも。一応、前作のストーリーを振り返るプレビュー的なおまけはついているが絶対に前作をプレイしてからの方が良い。
前作で散々苦しめられたグノーシスの件は、結果的には単なるプロローグに過ぎなかった・・・と。
今作では前作ではゲストキャラの一部だったノエルとワジがいきなり準主役キャラとして特務支援課に加わってる点でびっくりww
後、ネタバレになるので伏せ字にするけど前作から怪しい怪しいと思っていた○○○○○がやっぱり黒幕の一人だったか、と。
かなり長大でヘビーなシナリオだけど、個人的には満足だった。
シナリオの規模がでかくなったので前作と比べると若干厨二病設定が増えたような気もするけど、特務支援課、特にロイドが徹頭徹尾「警察=公務員」としての立場で行動することを忘れていないので、ロイドに感情移入がしやすかった。
たとえ、自分の国が崩壊しそうになっても、絶望にうちひしがれているその瞬間も、自分が今の自分の立場で成すべき事、出来ることを冷静に見つめ、行動に移していく。
他のRPGではありがちな熱血だったり、生まれによる宿命に背負われたり、と言ったことは全くなく、本当にただ一人の警察官として出来ることを真剣に見つめている、と言う立場がとても良かった。
ゲームシステムは零の軌跡と殆ど変わらないし、マップも8割方同じなので焼き直しと言ってしまえばそれまでだけど、逆に前作をプレイしていれば何の迷いも無くすんなりプレイ出来る点も見逃せない。
細かい点が改良されており、移動や戦闘がストレスにならないように工夫されているのも良かった。
いくつか難点を上げるとすれば
- シナリオが長すぎて後半ややダレる。特にラストダンジョンが長すぎて途中で何度投げ出しそうになったことか。
- 前作よりパーティに参加するキャラが大幅に増えたが、結局連れて行けるのは最大6人、戦闘に参加できるのは4人までしかないので、選抜しないと行けない。色々検討したが結局最終的にワジ(射程が短すぎ)とダドリー(銃キャラが既にダブってるのと、最終盤になってパーティに加わるので使い道が無い)の二人は常に待機キャラになってしまった(^^;;
- 理不尽に強いボスキャラが無駄に多い。一応それぞれ攻略法が無いわけでは無いが、それを知っていないと殆ど手も足も出ない。
- アーツ(魔法)が無駄に多い上に上位アーツを使うにはクォーツの組み合わせがかなり限定される
- エンディングがちょっと・・・(結局最後はモノローグで後日譚が語られるだけ)
ただ、やり応えはあるし、プレイしやすいし、シナリオは膨大な割に破綻していなくて飽きさせないし、時間があれば是非じっくり腰を据えてプレイしていただきたいゲームです。オススメ。
正直、空の軌跡から延々続くこのゲームシステムも完成され尽くした感じはして、これ以上手を入れるには根本的に作り替えないと駄目そう。
と、思ったら次回作が既に発表されて居ます。
プラットフォームをVitaに移してシステムも結構変わるみたい。
期待して待つとしようか