世界報道写真展2013
東京都写真美術館で開催された「世界報道写真展2013」を見てきました。
世界中の様々な報道で使用された写真の中から特に優秀だったものが展示されています。
やはり多いのが紛争の続く中東やアフリカなどで日常的に起こっている悲惨な光景。
その一瞬一瞬が断片として切り取られることで強烈な説得力があります。
平和な日本では想像も出来ないような差別、虐待、惨殺、社会問題、それが全て現実としてそこに存在している。
写真に興味を持ちだしたのが、ごく最近なのでとても「どんな意図を持って撮影したか」分かるだなんて偉そうなことは言えない。
ただ、何かを訴えかけたい写真にはそれ自体に「力」がある、と言う事が写真を見て感じられるようになってきた。
もちろん、戦争報道だけで無く日常を撮ったもの、スポーツの一シーン、コウテイペンギンなどの自然を撮ったもの、全てが魅力的な写真でした。
同時開催の「日本写真の1968」「写真のエステ -5つのエレメント-」も良かったです。
折を見て写真美術館にはちょくちょく行くようにしたい。