のぼうの城(電子書籍版)読了
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/09/25
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紀伊國屋Bookwebで電子書籍版を購入して読了。
先月、映画を見たばかりですが・・・
うーん、見事に映画そのまんまですね(--;;
って言うかこの作品、「小説の映画化」ではなくて「映画化を前提としたノベライズ」らしいですね。はなっから映像化することを目的とした小説だった、と。
だからこそ、敢えて映像が思い浮かぶようなシンプルな表現になっているし、所々にエンターテイメント性も割り振っている。
はっきり言うと期待した以上でも無く、以下でも無かった。
のぼうの城、正直言うとメディアで盛り上げられた感がばりばりするんですよね。
小説刊行当時、テレビCMで小説を宣伝するなんて極めて珍しい例だったように思うので、何かしら商業的な策略があったんだと思う。
歴史物小説を読むならもっと読み応えのあるものがいくらでもあると思う。
歴史小説と言えば、あの吉川英治氏が死後50年を経過して、著作権が消滅。
青空文庫で吉川作品が徐々に配布可能になってます。(既に「私本太平記」が公開済み)
こっち読んだ方が良いかもな。