禁断の領域「リケーブル」
にわかAVオタクとしてはこれ以上踏み込んだらまずい、と思っていた領域に手を出してしまいました。
所謂「リケーブル」と呼ばれる領域です。
一部のイヤホンでは、耳に刺して実際に音が鳴る部分(ドライバ)と音を伝送するケーブル部分を分離することが出来ます。
ハイエンドのイヤホンにこの機能が実装されていることが多いんですが、まぁ一義的には
「万が一ケーブルが断線してしまってもケーブル部を差し替えることでドライバは引き続き使用できる」
って事で高価なイヤホンを断線ごときで処分してしまうのも勿体ないのでそう言う向きにも良いんですが、もう一つマニアックな方向性として、
「ケーブルによって音質が変わる」
って事で音質向上のためにリケーブルをする、と言うのもあるみたいです。
実際いくら音源データやアンプがデジタル化しようが結局最後に音を出すところはアナログです。
ケーブルを変えることで音質の違いを楽しむと言うのもあるみたいです。
私が使っているのはUltimateEarsの最上位モデルのTriple Fi 10pro。所謂「テンプロ」と呼ばれている代物です。
今でこそ1万円台まで値段が下がりましたが、一時期は3〜4万もするBAイヤホンの中でもハイエンドに値する代物です。
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: エレクトロニクス
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バランスドアーアマチュア型のカナル式イヤホンではあるのですが、BAにありがちな固めの音では無くて、低音から高音まで広がりのある音を出してくれるのでどんなジャンルの音楽でも、満遍なく鳴らしきる実力がありとても気に入ってます。
数年の間製品に添付していたケーブルを使用していましたが、今回リケーブルに挑戦。
購入したのはオヤイデ電気のHPC-UE。e-イヤホンで中古があったので結構安め。
本気でリケーブルする人はケーブル自体を自作するみたいですがさすがに私はそこまでやる気力は無いので既製品で良いです。
ドライバ部からケーブルを引き抜くときには少し緊張しました。
と、言うのも以前にこんな事があったからwww
怖かったです、数万もしたイヤホンが壊れたら泣くに泣けないです。
しかし、あっさりケーブルを外すことができ、リケーブルも簡単にできました。念のため挿す前に端子に接点復活剤を塗っておきました。
左が元のケーブル、右がHPC-UEをつけた後の10pro。
早速聴いてみた。
・・・・・・うーん、確かに音は変わった。
変わったことには間違いない。
良い音になったか悪い音になったかは・・・・よく分からん(^^;高音の抜けが少し良くなったようにも聞こえるけど、全体のバランスは・・・まだ分かりません。もう少しこれで聞き込んでみます。