TOSHIBA AT570
Androidタブレット買いました。
「 お前、また無駄遣いしたのか」とか
「色々買いすぎ」とか言われそうですが
寧ろ無駄遣いがしたかったんです。
最近本当にストレス溜まっていて、イライラしていたので、「衝動買いがストレス解消」を公言して憚らない私としてはもう
「何か買わずには居られない」状態だったのも事実。
東芝のタブレット端末。
5月にリリースされたばかりの新機種。
3G/4G通信機能は無いので無線LAN専用機です。
7インチ台と言う事でスマートフォンとiPad等の大型タブレットの間を埋めるサイズと言えます。
(左)iPad(9.7インチ液晶)(中)PS Vita(5インチ 有機EL)(右)AT570(7.7インチ 有機EL)
やはり丁度間を埋めるような位置関係です。
ただ、AT570の方が圧倒的に薄い。同じタブレットでもここまで厚さが違うと結構別物のデバイスのようにも見える。
有機ELと言う事もあって発色や動画での画面の美しさが活きてくると思ったので色々比較
- 動画で比較
iPadでの動画(AVPlayerHDで再生)
標準の動画プレイヤーだとmp4/H.264でないと再生できないけど、AVPlayer等のAppを使えば割と快適に動画再生できる。
フルHDでも余裕。元々液晶の解像度がRetinaなのでこれはこれで綺麗。解像度的には素晴らしい。
液晶の避けられない宿命として少しだけ黒の白浮きが若干気になるといえば気になる。
PS Vita(標準のビデオプレーヤで再生)
標準以外のプレーヤの選択肢が無い。再生できる動画は最大で720p(1280x720)まで。これ以上のサイズの動画はそもそも転送自体が出来ない。時折デコードミスでコマ落ちがある、プレーヤとしての出来は正直かなりイマイチだが、さすが有機ELだけ有って画面はとても綺麗。
サイズの割に厚くて重いのが難点だが、まぁ動画プレーヤでは無くてゲーム機だからある意味仕方ないか。
AT570での動画撮影(Google playからMX動画プレーヤで再生)
標準のビデオプレーヤでもある程度再生できるけど、別途プレーヤを使った方が色々便利。
画面サイズは1280x800だけどフルHD(1920x1080)でも割と余裕で再生可能。
発色、動画の滑らかさも文句なし。黒の色沈みもかなり良い。
なんと言ってもほどよい大きさと軽さで持ち歩いて動画を見るにはベストのサイズと言えるかもしれない。
無論5インチクラスのスマホでもこのくらいの動画再生機能を持った物はあるけど、7インチってサイズが絶妙。
iPadも動画再生機としては全然問題ないけどやはり9インチだとちょっと気軽に持ち歩くのは辛い。
動画を持ち歩きたい、でも煩わしいのはいや、と言うには結構絶妙なサイズだと思う。
7インチサイズのタブレットが比較的多いのが何となく分かったような気がする。
- 電子書籍で比較
同じソフトで電子書籍の表示を比較。kinoppyのiOS版とAndroid版で比較してみる。
新しいiPadでのKinoppy。
5月頃に念願のRetina対応をしたことで表示品質が向上。文字の一つ一つが美しい。美しいだけじゃ無くてフォントがジャギっていないので、読むときに目のストレスが少ない。
液晶のバックライトが目の負担にはなるけど、十分実用的。
AT570でのKinoppy。
写真で見るとそんなにiPadと差が無いように見えるけど、実際は少しAT570の方がジャギって居るように見える。おそらく解像度が最適化されていないのだと思うけど。
表示品質以上にAndroid版のKinoppyは動作が重い。ページめくりがかなりもたつく感があるのが残念。
正直電子書籍ビュアーとしてAT570を期待していたんだけど、使えないわけでは無いがやや期待はずれな感じ。
普通にタブレットとして使う分にはTegra3なので割とさくさく。
割とまともに使える端末です。iPadより持ち運び楽々なのでモバイル用として使えるかも。