Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

イメージスキャナで、書籍「自炊」に挑戦してみた。

前々から気になっていた書籍の電子化に挑戦してみました。
いわゆる自炊って奴ですね




昨今話題のドキュメントスキャナを買いましたよ。
この手の話題では定番、鉄板といわれているPFUのScanSnapを敢えて避けて、CanonImageFomulaのDR-C125を選びました。

ScanSnapをよく研究して出した対抗機とも言えるスキャナで、大きさもコンパクトだったので選びました。

で、書籍電子化に必要なのが分解作業。
とりあえず、うちにある新書に犠牲になっていただいて、書籍の分解とスキャニングに挑戦してみました。

可哀想な犠牲者一号はこれ、

経済学の終わり―「豊かさ」のあとに来るもの (PHP新書)

経済学の終わり―「豊かさ」のあとに来るもの (PHP新書)

一度読んだ本で参考になる情報も多かった良い書籍だと思います。元々新書なんて古本屋で売っても二束三文も良いところなので、売るくらいだったら電子化してしまった方が良いと思い実験台になってもらいました。

で、書籍の解体といえば大がかりな裁断機みたいなのが必要って言うのが多くて二の足を踏んでいたのですが、なるべく大仰な機材を使わずに手軽に買える物で分解に挑戦。

この手の新書くらいのサイズの本は、接着剤で背面を留めているだけなのでこれを溶かすことで案外簡単に背表紙を剥がせます。

暖めると溶けるタイプの接着剤なので私はアイロンを当てて熱を加えて溶かしました。
適当に暖めたところで表紙を引っ張るとペリペリと割と簡単に剥がせます。


もうちょっと分解するために今度は接着剤を吸い取るためにキッチンペーパーを当ててもう一回アイロンで暖めると、面白いようにキッチンペーパーに接着剤が吸い取られていきます。

余りやり過ぎると焦げたり燃えたりするので適当なところで外すとページ毎に分解できる。

この状態だとまだ背表紙側が数ページ毎にくっついてしまっていて、スキャナに通せないので最終的には端を裁断しないと行けない。裁断機があれば一気に行けるんでしょうが、ここは普通のカッターで行きます。

使ったのはオルファ製のカッターと台座
[rakuten:gazaiya:10033868:detail]

OLFA カッターマット A4 134B

OLFA カッターマット A4 134B

これを使って端っこから約5mmの所を切る。カッターじゃ一気に切ることは出来ないので5〜10枚単位に地味に切っていく。
全体が切れたところで余計なバリや切れくずが無いか確認。有った場合は軽くヤスリかサンダーで削ぎ落として面を出す。



で、スキャナに通してみました。
うーん、快適。結構な速度で読み取ってくれます。
物の10分くらいで一冊を丸々PDF化できました。

まだ使い始めたばかりなので設定とかを追い込んで綺麗に取り込める方法を模索中ですが、うまくいけば家中の書籍を解体して電子化しようかと思ってる。いい加減書籍をしまう場所ももう無いし。