iPod用ヘッドフォンアンプ「PHA30i」
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iPod用のヘッドフォンアンプです。iPodに関して言うと元々そんなに携帯オーディオ機器としては音質はそんなに良くない、音質をどうこう言う機器じゃない、と言われていますがそんなiPodの音質を少しでも改善するためのヘッドフォンアンプがこれ。
通常はiPodの中では
- デジタルデータ→D/A変換→iPod内部アンプ→ヘッドフォン端子
となっていますが、この内部アンプの質があまり良くないと言われています。SONYのwalkmanでは内部にS-MASTERのデジタルアンプを使用しており、高い音質を維持しているそうで。
で、このPHA30iですが、iPod用のDockコネクタに接続するタイプのヘッドフォンアンプです。Dockコネクタからは内部アンプを通さないモニタ出力がそのまま出ています。と言うことで、PHA30iを使うと、
- デジタルデータ→D/A変換→PHA30i内部の高品質アンプ→PHA30iのヘッドフォン端子
と言う形で出力されるようになります。
と、言うことでこれをゲットしてみました。
現在使用しているヘッドフォンはUltimateEarsのSuper.fi 5EB。
元々低音を強調したやや癖の強いヘッドフォンなので、もしかしたらアンプを入れることで低音が必要以上に強調されてしまうんじゃないかと少し懸念しましたが、問題有りませんでした。
予想以上だったのが、中高音域がかなりクリアに聞こえるようになった。
また、音の一つ一つの分解能が確実に上がり、一つ一つの楽器がよりクリアに聞こえるようになっています。
ヘッドフォンの左右の分離もよりクリアになったので、これまでiPod内蔵ヘッドフォン端子で聴いていた時は、感覚的には120度位の音の広がりだったんですが、PHA30iを使用することで160度位に広がったような感じです。
PHA30iは単なるアンプだけでなく音量の変更や早送り、巻き戻しが出来るリモコンの機能もあるので単なるヘッドフォン延長ケーブルとしても使い勝手が上がる。
iPodを少しでもいい音で楽しみたい、と言う方にはオススメします。
audio-technica iPod専用ポータブルヘッドホンアンプ AT-PHA30i BK
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: エレクトロニクス
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