フォトキナでパナソニックがフルサイズミラーレスの開発発表
ソニーの独壇場だったフルサイズミラーレス市場に、一眼レフ大手のニコンとキヤノンが相次いで発表したのは記憶に新しいですが・・・
ここで、パナソニックもフォトキナでフルサイズミラーレス機、「LUMIX S1/S1R」の開発を発表。
パナソニックと言えば元々マイクロフォーサーズで、世界初のミラーレスデジカメをリリースしている、いわばミラーレスの先駆者。
センサーサイズではAPCやフルサイズで劣るマイクロフォーサーズですが、システム全体のコンパクトさと一眼の縛りにとらわれない自由な商品展開で支持を得てきた。
私も長年マイクロフォーサーズ機を使っていて(パナじゃ無くてオリンパス機だけど)システムとしての完成度の高さは良い。
そんなパナソニックもとうとうフルサイズ機を投入予定とのこと。
2,400万画素のS1と4,700万画素のS1Rの2モデルを予定
XQDとSDのデュアルスロット
カメラ本体とレンズの両方に手ブレ補正付き
初期で50mm f1.4単焦点、24-105mm、70-200mmのズームレンズをラインアップ
とニコン、キヤノンでモヤモヤしていた部分を吹き飛ばすような目の覚めるようなスペック。 Lマウントはライカ、パナソニック、シグマの三社でアライアンスを結んで普及を図るらしい。
その煽りを食らって、 シグマのSAマウントが開発終了。
代わりに、Lマウント用にfovenセンサー搭載のカメラを開発するとか
sd Quattro終了ですか。残念。
スマホのカメラ高度化でハイエンド方向に追いやられつつあるデジカメ業界のこれからの主戦場は「フルサイズミラーレス」ですね。
続々出てくるミニ○○
一昨年、任天堂が突然リリースした「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」
その後、未発売の「スターフォックス2」を含むスーパーファミコン版も登場
昔FC/SFCを楽しんだ世代にウケて、結構人気のようです。 この人気を受けてか、過去のゲームハード機が続々復刻。
SNKがネオジオの名作を40タイトルも収録したNEOGEO miniを発売。
SEGAは日本よりも寧ろ海外で人気だったメガドライブの復刻を仕様としているようですが発売まではもう少しかかりそう。
そんな中で、何とSONYが初代プレイステーションを復刻した「Playstaition Classic」を12月に出すそうで。
www.jp.playstation.com 収録作はまだ一部しか出ていないようですが
鉄拳3
R4 Ridge Racer Type 4
ジャンピングフラッシュ
は確定っぽいですね。
この手のゲーム復刻が進んでいるのは、エミュレーション技術が一般化したのと、組み込みCPUが高性能化したんでしょうかね。 このまま、色んなハードが復刻して欲しいですね。
名前が出ていない中では・・・
PCエンジンは、特にCD-ROM2以降のRPG/AVGは名作/大作が多いし、ハドソン系のシューティングゲームなんかも含めてネタになりそうなものが多くて需要はありそう。
PSと同じ時期に覇権を争ったセガサターン。結果的にPSに負けたけど、サターンにしか出ていない独特のゲームも多かった。 パンツァードラグーンとかバーニングレンジャーとかSSが無ければ生まれてこなかった。 SSはハードが特殊すぎてエミュレーションが難しいと言われているけど、再現できない物かなぁ。
携帯ゲーム機だけど、ワンダースワンはお世辞にもあまりヒットしたゲーム機とは言えないけど、ゲームボーイとはまた違ったラインナップが良かったなぁ。バンダイ製と言う事もあってキャラゲーが多いイメージを持っている人も多いかもしれないけど地味にパズルとかRPGとかでも名作が揃ってる。
昨今のオンラインゲーやスマホゲーも悪くは無いけどネットワークサービスが主体のゲームだと、サービスが終わってしまうとプレイ自体が出来なくなるゲームも多い。 その点オフラインゲーは動かす環境さえあれば10年前のゲームでも20年前のゲームでもプレイ出来て、あの時の瞬間に戻ることが出来る。 オフラインゲーのありがたみもなくなって欲しくないなぁと思う今日この頃。
ブエルタはサイモン・イェーツが勝利!
2018年のブエルタはサイモン・イェーツの勝利で終了。 cyclist.sanspo.com
サイモン・イェーツは、今年のジロ・デ・イタリアで序盤から快調に飛ばし、優勝目前とみられていたが最終盤の第19ステージで失速。最後の最後でマリア・ローザを失うという苦い経験をしている。
そこから僅か4ヶ月後のブエルタ・ア・エスパーニャでは、ジロでの反省を生かして序盤は力を抑えて3週間という長丁場全体でのスタミナマネジメントを完璧にこなし、見事総合ジャージを手中にした。
JSPORTSの放送でも言っていたけど
「これで、サイモン・イェーツはグランツールの勝ち方を知った」
と言えそう。
最終盤では首位のサイモン・イェーツこそ盤石の走りをしていたけど、それ以外の上位勢が連日激しく動く面白い展開でした。
総合では2位のエンリケ・マス、3位のミゲル・アンヘロ・ロペスも含めて表彰台全てが20代という若手の台頭が著しい結果となりました。
昨年のツールから
ツール・ド・フランス 2017・・・クリス・フルーム
ブエルタ・ア・エスパーニャ 2017・・・クリス・フルーム
ツール・ド・フランス 2018・・・ゲラント・トーマス
ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018・・・サイモン・イェーツ
と5大会連続でイギリス人がグランツールを制する状況。英国黄金時代はいつまで続くのか?
これで、2018年のグランツールは終わってしまいました。少し寂しくなるけど、来年のジロ・デ・イタリアまでまた楽しみが増えそう。
「ピュア」Androidが続々
先日新型iPhoneが発表されたばかりですが・・・
やはりAndroid端末と比べて、iPhoneは端末が限定されていることもあってかOSのサポートが長いのが魅力とも言えます。
新型iPhoneにあわせてリリースされるiOS12はなんとiPhone5Sもサポート。 少なくとも次のバージョンが出るまではサポートされることを考えると最長で6年近くのサポート期間になる。
寧ろOSのサポートよりもバッテリの劣化を心配する必要があるくらい。
一方で、Androidは種類が多くカスタマイズされている場合も多くて、アップデートがろくにされない端末も少なくない。 折角端末を買ったのに1~2年でアップデートもされなくなりセキュリティリスクが放置されることも。
Android端末はバージョンの分断が深刻な問題になっている。
これまで日本ではAndroid端末はdocomoやau等のキャリアの販売が中心で、キャリアの意向でカスタマイズされた物ばかりでアップデートがされない/遅い物が殆どだったが、最近になってようやく「素」のAndroidに近い端末も少しずつ出てくるようになった。
素に近いAndroidだと、カスタマイズが少ないのでAndroidのアップデートやセキュリティ対策も比較的安定的に提供される。
Essential PhoneはAndroidの生みの親であるアンディ・ルービン氏が設立したEssential社によって作られたスマートホン。 リリースは1年ほど前なので今更感はありますが、つい先日リリースされたAndroid 9 Pieが最も速く適用された端末としても知られている。
リリース当初は日本の技適を通っておらず日本で使うことが出来なかったが、途中から技適通過になり輸入などで使えるようになった。 とは言っても米国から購入する必要があり少しハードルが高かったが、ようやくIIJと楽天モバイルで扱えるようになった。
ただ、このEssential Phone。思ったほど売れなくて、会社が身売りされる可能性も指摘されており継続性に疑問符が残りそう。
一方で、Google謹製の端末Pixelシリーズ。以前はNexusシリーズが国内でもリリースされていたけどPixelシリーズはこれまで技適が通っておらず、日本で使うことが出来なかった。
けど、どうやら新型の日本でも近日中にリリースの可能性がありそう
また、日本リリースの話は無いけどIFAで情報が出ていたのがLG のAndroid One端末「LG G7 One」をリリース
Android Oneと言えばこれまでリリースされたのはどちらかと言うと、エントリークラスが多かったけどG7 Oneは最新では無いがほぼ1年前の ハイエンド(と言うかEssential Phoneと良く似たスペック)
Essential社と違ってLGなので、会社的にはそうそう身売りの心配は無さそう。
多彩な機能やカスタマイズされた個性的なAndroid端末も良いけど、一つの端末を長く使いたい人にとってこう言ったシンプルなピュアAndroid端末の選択肢がふえてほしい。
Appleが「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」と「Apple Watch Series 4」を発表
ブエルタ・ア・エスパーニャ見てます〜
サイクルロードレースの3大レース「グランツール」の一つである、ブエルタ・ア・エスパーニャ見てます。
今回のブエルタは
直前のツール・ド・フランスの覇者、ゲラント・トーマス
今年の、ジロ、ツール2位のトム・デュムラン
が、それぞれ不参加と言う事で、絶対的な本命が居ないレースとなっています。
と言う事で、総合争いも混沌としており、中々面白いです。
総合ジャージ(マイヨ・ロホ)も頻繁に入れ替わったり、無名の選手が突然ヒーローになったり中々楽しい毎日です。
昨日の第13ステージを優勝したオスカル・ロドリゲスはプロ3年目の23歳でこれまでステージ優勝経験無し。
つまり、今回のブエルタが初優勝。所属チームのエウスカディは、いわゆるワールドクラスの選手が所属するワールドチームではなく、格下のプロコンチネンタルチームと言う事で、色んな意味で「番狂わせ」でした。
#LaVuelta18
— Euskadi Murias (@MuriasTeam) September 7, 2018
🍾🍾🍾 The video you were waiting for...
Gora Euskadi-Murias!!! Gora!!!#GureTaldea pic.twitter.com/i3DC0H0wP2
日々戦いが続いていますが、まだまだ先の展開が読めない面白いレースになりそうです。
ツール・ド・フランスと比べると、Jsportsの放送体制も小さいし、ガチの優勝候補がいないのでイマイチ盛り上がりに欠けてますが見られる人は観ると良いかもです。
周回遅れ感のXperiaなー・・・
項目 | スペック |
---|---|
プロセッサ | Snapdragon 845 |
RAM | 4GB(6GBモデルの噂もあり) |
ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大400GB) |
ディスプレイ | 6インチ POLED(有機EL) |
解像度 | 1440x2880 |
バッテリ | 3330mAh |
アウトカメラ | 1920万画素 単眼 |
インカメラ | 1320万画素 単眼 |
サイズ | 73mm(W)x183mm(H)x9.9mm(D) |
重量 | 193g |
OS | Android 9.0(Pie) |
勿論、現在のトレンドとなる「ほぼベゼルレス」や「二眼、三眼カメラ」といった部分には追従出来ていない物の、ようやく少しはトレンドに近づいたスペックになった印象がある。
Xperiaとしては初有機ELだけど、SONY自体はBRAVIAで有機ELの画像チューニングの実績もあり、その辺のスマホメインの他社と比べればアドバンテージはありそう。
「分厚い、ベゼル太い、重い」の三重苦だったXperia XZ2から一新したスペック。と言うか、XZ2は完全に要らない子www 寧ろ何であんな酷いのをリリースしたのか謎。
そして、IFAではミッドレンジモデルとしてXperia XA2 Plusも発表。
項目 | スペック |
---|---|
プロセッサ | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB/6GB |
ストレージ | 32GB/64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大400GB) |
ディスプレイ | 6インチ IPS液晶 |
解像度 | 1080x2160 |
バッテリ | 3580mAh |
アウトカメラ | 2300万画素 単眼 |
インカメラ | 800万画素 単眼 |
サイズ | 75mm(W)x157mm(H)x9.6mm(D) |
重量 | 205g |
OS | Android 8.0(Oreo) |
プロセッサこそミドルレンジで有機ELではなく液晶だけど、それ以外のスペックは決してXZ3に見劣りしない物。 更に、XZ2/XZ3で不評な背面指紋センサーの位置もまともな位置になってるし、XZ2以降で廃止されたイヤホンジャックもある。
ミドルレンジ機としては無難すぎる作り。
はっきり言って、どちらも「ようやくまともなXperiaが出た」感ある。
と、同時に「何故半年前にこれが出せなかった!!」とも言える。 スペック的にもそれほどリスキーなことをしているとは思えないので、XZ2なんて出さずに半年前にこれらを出すことは十分出来たはずだ。
もちろん、出していたところで躍進著しい中華勢やSamsungの対抗になれたか、と言うと疑問符は残るけど、 少なくとも国産信仰の強い日本では一定程度の支持は得られただろう。
半年前に
リリースできていれば、少なくとも日本ではHuaweiやSamsungがゴッソリかっさらっていった市場のある程度はSONYが堅持できていたんじゃないかと。
兎に角、今のSONYは何もかもが遅すぎる。
---9/6 補足 XZ3はとりあえず、他社のトレンドを後追いしてるだけであって、SONYならではの魅力や機能が全然無い。 ぶっちゃけ「SONYじゃなくても全然良い」端末であると言う意味では、私も決してXZ3を諸手を挙げて評価しているわけではありません。
少なくとも、国産信仰の強い国内でのウケは違っただろうなぁ、と思っただけで正直ワールドワイドで見れば中華、韓国勢に埋もれて今回も特に受け入れられること無く忘れられるでしょうね。
キヤノンもついにフルサイズミラーレスを投入
先日のニコンに続いて王者キヤノンも遂にフルサイズミラーレスを投入。
一眼レフのEF-S、APS-CサイズミラーレスのEF-Mに対して、新規にRFマウントを用意。 測距点が驚異の5,655点でEV -6〜と言うのは凄い。
SDカードの採用や連写速度が控え目なこともあって、どちらかと言うとミドルエントリー的な感じか。
これで、SONY、ニコン、キヤノンがフルサイズミラーレスをラインナップに持ってきていよいよガチンコ感ある。
キヤノンのEOS R初号機が比較的ミドルレンジ、
ニコンのZ6、Z7が比較的ハイミドル、
な所である程度違うターゲットを狙ってきたのは面白いけど、 やはりフルレンジミラーレスで先行するSONYのαが既にエントリー〜ハイエンドまで、本体もレンズもラインナップを充実しつつある中で、ミラーレスとしては後発のキヤノン、ニコンが初号機以降どのように本体やレンズのラインナップを揃えていくのか気になります。
ここの所、スマホのカメラの性能向上によって、デジカメ業界全体の売り上げが下落している中 相次ぐ、ミラーレスの投入で久々にデジカメ業界が面白くなりそう。
ただ、ニコン、キヤノンが思ったほどシステム全体でコンパクトさを求めていないことから、
オリンパス、パナソニックのマイクロフォーサーズもまだ生き残る道はあるかな。 (マイクロフォーサーズはセンサーサイズで絶対的なデメリットがあるけど、システム全体のコンパクトさは他に代えがたい価値はあると思う)
さて、そこで残ってしまうのがペンタックス・・・ この先生きのこれるのか?
映画「カメラを止めるな!」【ネタバレ無し】
話題の「カメラを止めるな!」を観てきました。 いや、なるほど噂に違わぬ面白さでした。
そして、この映画をもし観ようと思っているなら、事前にネタバレを見ずにいることを強くオススメします。
そして、ここでもネタバレはしません。
キャッチフレーズとして
「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」
とありますが、本当にその通り。最後まで観てこその面白さ。
ネタバレは出来ないので、私が観た時の感情だけをAAで。
(´_`)・・・
('A`)ダリー
(´Д`) ~?
(lll゚Д゚)ヒィィィィ
Σ( ̄□ ̄lll)!!
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガク
ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!
( ゚д゚)ポカーン …
( ´ー`)フゥー...
(´ー`)
(´・∀・`)ヘー
(´・∀・`)ヘー
(´・∀・`)ヘー
(´・∀・`)ヘー
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(・ )━(∀・ )━(・∀・)━イイ!!!!
(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ
(゚∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
( ^∀^)ゲラゲラ
こんな感じwww
とにかく、よく出来た映画ですね。 映画好き、物作り好きなら観ると良いですよ。
これ、制作費300万円らしいですが、とんでもなく手間がかかってますね。
最後の最後、スタッフロールの所の映像を見て更に驚いた。 凄いですよねぇ。
ちなみに、ネタバレでは無いけど劇中のあるシーンで使われていたロケ地、
ここですね。 www.b-sat.co.jp
一応ジモティなのですぐに分かったw