iPhoneの新型発表と日本メーカーの出遅れ感
当初の噂通り、Appleが新型のiPhoneである10周年記念のハイエンドモデルiPhone Xと従来機のアップデートに当たるiPhone8/8 Plusを発表。
大方の予想通り、iPhone Xの方は有機EL、狭額縁でしたね。
有機EL+狭額縁という流れ自体は既にAndroid端末でもGalaxyやLGのV30とかでも実現されており、そのトレンドにiPhoneも遅れずにキャッチアップできた、と言う方が正しいかもしれない。
画面が大きくなったからなんだ、と言うのも確かにあるけど、少なくとも見た目のインパクトは大きい。
狭額縁とそうで無い機種を比較して列べてみると、どうしても見た目で古くささを感じざるを得ない。
勿論全ての人が一気に狭額縁に移行するわけでは無いが、ここ最近、Android、iPhoneに限らず、デザイン面での変化が少なく「どれ買っても同じ」という状況が暫く続いていただけに、少なくともガジェット好き、新しい物好きにとってみればこのインパクトは大きい。
ハイエンドモデルでこのトレンドは続くだろう。
一方で日本メーカー・・・
―― 最近のスマホはベゼルが細くなっているのに対し、Xperiaは上下のベゼルが太いとの指摘がある。
安達氏 他社の動向は注視しているが、XZ Premiumで好評だった考え方は変えていない。今回はフロントスピーカーを強化し、横に持ったときにステレオ感を楽しんでいただける。薄型化のために、Motion Eyeのカメラ部品をディスプレイと重ねないよう配置したという構造的な理由もある。
まぁ絶妙に質問に答えてない感があるけどw
別にデザインが全てだとは言わないが、少なくともスマホを選ぶ要素の一つにデザインをあげる人が居るのも事実。その部分でキャッチアップできないソニーは残念と言わざるを得ない。
ソニー自体は有機ELテレビで超狭額縁をうたってるのにスマホで追従できないのは残念。
そして超狭額縁といえば忘れていけないのはシャープ。
かつて、液晶で狭額縁スマホをリリースしていたのに、最近では普通のデザインのコンサバ路線に戻ってしまっている。
結局、世界のスマホの潮流に乗りきれずにトレンドも作れずにいる日本のメーカーに落胆を禁じ得ない今日この頃です。