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Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

逆転裁判6

 やっと終わった。逆転裁判6

世間はポケモンGoで躍起となっている中、敢えて逆転裁判のレビューですよ。

 

空気読めてない感満点ですよ。

逆転裁判6

逆転裁判6

 

 逆転裁判は初代のGBA版からナンバリング版はずっと発売日購入しているので今回も当然ゲット。

ネタバレ有りなので一旦ここで区切り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆転裁判自体は1〜3を通して、成歩堂龍一と綾里家、倉院の里の話の因縁が終結してストーリーとしては一段落している。

この初期3部作は逆転裁判の原点とも言えるもので、基本的なシステムはこの頃から最新作まで殆ど変わっていない。

特に2〜3の終盤の緊迫感溢れる裁判シーンはシリーズ中屈指の出来で、プレイしていても手に汗握る展開だった。

 

4は登場キャラの殆どを替え、主役も王泥喜法介に変更、心機一転を図り話題の裁判員制度なども取り入れたけどあまり受け入れられず、結局5で成歩堂君を復活。

 

ただ、4も5も1〜3の頃の背筋がチリチリするほどの緊迫感というか絶望感が感じられず、あっさりと終わってしまったため、自分的にはかなり消化不良感があった。

 

いくつかのスピンオフ(逆転検事大逆転裁判など)を経て、久しぶりのナンバリング続編として6がリリースされた。

正直4〜5の出来に満足していなかったので6はプレイ前には不安感を感じていました。

 

 

 

結論から言うと6に関しては想像以上に良い出来でした。

6では、成歩堂君と王泥喜君がダブル主人公として各話毎に交替で主役を張っている。

また、これまでのシリーズのキャラが軒並総出演という感じで盛りだくさん

まさにこれまでの逆転裁判シリーズの総決算という感じ。

 

ストーリーは、有る事件から弁護士が忌み嫌われ、死者の殺害直前の記憶を見る「御霊の託宣」により裁判が行われる架空の国家、クライン王国と日本の話が交互に行われる。

 

「クライン王国」という名前の通り、この国は霊媒師の家系である「倉院の里」と深い繋がりが有り、綾里家の当主となるものはクライン王国で修行するのだとか。

 

「弁護士が嫌われている」という設定から序盤からいきなり絶体絶命に陥るので、過去1〜5ではほぼチュートリアルと言っても良かった「第1話」が今回は意外と手強い。

必ず第一話の相手となる亜内検事は6でも健在だが、6の亜内検事は中々手強かった。

第一話はすぐ終わると思って気軽にはじめたら中々終わらなくて正直焦りました(^^;;

 

 

基本「クライン王国」編を成歩堂君が、「日本」編を王泥喜君が担当する形で話が進むが、最終話では主要キャラがほぼクライン王国に終結する。

 

今回は、4〜5では触れられなかった王泥喜君の過去が明らかにされ、特に最終話ではこれがストーリーの核心に関わってくる。

 

エンディングまで見ると分かるが、王泥喜君は6の最後でクライン王国に残る決断を下し、成歩堂君の元を離れる。

 

結局成歩堂君から王泥喜君に世代交代をしようと目論んでいたが成歩堂君の存在があまりに大きくなりすぎて、替えることが出来ず退場させるしか無かったようにも見える。

まるで「ドラゴンボール」のセル編で悟空から悟飯に世代交代させようとしたが結局出来なかったように、

 

「人気の出た初期の主役を世代交代させるのはとても難しい」

 

ってことかな。

 

この6では1〜3に見られたような、検事側に追い込まれ、どうにもならない背水の陣で絶望に苛まれながら、本当に針の穴一本ほどの手掛かりから、少しずつ「真実」を手繰り寄せ、一気に大逆転する、カタルシスからの爽快感が復活している。

特に最終話は本当に緊張感溢れるストーリーだった。その点では1〜3以来の良作と言っても良い。

 

ただ、不満が無いわけではない。

  • 過去作の登場キャラが増えすぎて、色んな付加要素が多すぎる(成歩堂君の「サイコ・ロック」、王泥喜君の「みぬき」、心音ちゃんの「心理カウンセリング」、宝月茜の「カガク捜査」)
  • 新要素のレイファの「御霊の託宣」がイマイチ消化し切れてない(どこで矛盾を指摘すれば良いのか分かりにくい)
  • 1〜3で散々ストーリーの核心に使われまくった「霊媒」、4と5では敢えて触れなかったこの要素に結局6では全面的に頼ってしまった件。霊媒は殺人のトリックとしては使い勝手が良すぎて、これが出来てしまうと何でもありになってしまう。1〜3まではまだ一連のストーリーとして許容できたけど、6でまた霊媒ネタに頼ってしまったことで結局逆転裁判霊媒は切っても切り離せない関係になってしまったのか。

この6で実質的に4から続いた王泥喜君のシリーズ(5は実質主役じゃ無いけど)は一段落になるんだろう。

 

もし今後「7」があるとして、成歩堂君の存在が大きすぎるのは、いずれ重荷になる気がする。それこそ成歩堂君から本気で世代交代させたいなら「1」の綾里千尋みたいに、いっそ事件で殺される、とかないと無理な気がする(^^;;