CP+2016(いまさら)
今更ですが、先週開催されていたCP+に行ってきました。
今年はオリンピックイヤーと言う事もあり、各社がフラッグシップ機を更新しており、久々に色々面白いCP+でした。
オリンパスブースでは先日発表されたPEN-Fを展示。
私が使ってるE-P5以降しばらくPENは廉価モデルばかりで上級機が出ていなかったけど久々に出たPENの最上位機。デザインが、より昔のPENっぽくなってレトロ感が増した感じ。PENシリーズ初となるEVF内蔵と撮像素子も刷新されているようで、結構良い感じ。
カシオブースでは、アクションカメラのFR100全面推し
カメラ部分と操作部分を切り離して使用できるユニークなカメラ。
小さなカメラ部を身体や車体などに取り付けて操作を手元で行い自由なアングルで撮影できる、と言う意味ではまさにアクションカメラ向き。独特で面白いと思う。
更に直接的にはカメラでは無いけど、Android Wear搭載のスマートウォッチ「WSD-F10」も展示されていた。
先のFR100と連動して、アングルや撮影などを腕時計から指示することも出来る。
カシオの人に聞いてみたら、
「Android Wearとして使用した場合のバッテリの持ちはほぼ1日。時計のみの表示の簡易機能だけで有れば1ヶ月程度持つ」
とか。ううむ、実用性の面でまだ課題があるかなぁ。
キヤノンブースでは1DX markIIや80D等が展示(実機の写真は撮り忘れ)
公開セッションでは、スポーツ写真家がMotoGPのセパンテストに1DX mkIIを持ち込んで、スポーツ撮影に新機種が非常に効果的であることを説明。
個人的にMotoGP好きなので、撮影のテクニックよりも写真の内容の方に惹かれてしまいました(^^;;
ニコンブースは、これも先日リリースされたばかりのD500とD5を全面的に展開。
動体撮影に強い強力なAFをアピールしていた。
D500は実機を触ってみたけど、見た目ほど重くは無く、それでいて剛性感はきっちりある。そしてAFは気持ち悪いくらいビシビシ合う。
これは高いけど欲しいなぁ。
PENTAXブースでは、同社初のフルサイズデジ一のK-1が展示。
実際触ってみたけど・・・、うーん、これ正直言うとキヤノン、ニコンだと中級機相当以下な感じ。PENTAX資産があるなら別だけど、そうで無ければ積極的に選ぶ理由は無いかなぁ。
SIGMAブースでは、話題のsd quatroを触ってみた(実機写真撮り忘れ)
SIGMA独自の超高解像度撮像素子のFoveon搭載でSIGMAのマウントレンズが使える注目機・・・・・・・でしたが・・・
実機体感してみた限り、「これはダメ」だと思った。
なんと言っても操作系にクセがありすぎて普通のカメラに慣れた人には使いづらすぎる。
あと、EVFが致命的にダメ。折角素子が高性能なのに、EVFで表示される映像が解像度粗すぎ、動きへの追従が悪すぎでこれじゃとてもフレーミングできない。
よっぽどのSIGMA好きで、しかも静物画しか撮らない人で無ければ実用できないのでは無いかと。
SONYブースは新機種のα6300も有ったけどあまり興味なかったので
α7系だけ眺めてきました。
色々みたけど、やはり感じたことはニコン、キヤノン強し!って感じかな。