AmazonとSONYが電子書籍端末を相次いで発表
Amazonがかねてより噂されていたAndroidベースの端末を含むラインナップを更新。
Kindle FireはAndroidベースのカラー液晶端末で、電子書籍だけでなくAmazonが提供する音楽や動画などのサービスを享受できる端末になるらしい。
あくまでもAmazonサービスを利用することに特化しているので通常のAndroidタブレットより機能的には制限されているものの代わりに199ドルという驚異的な安さで提供される模様。
他にも従来のE-inkモデルの後継に当たるKindle(第4世代)やタッチパネルに対応したKindle touchなども安価でリリースされる。
基本的にKindle Fireは米国でしか入手できないそうです。
ほぼ時と同じくして、SONYも自社の電子書籍リーダーである「Reader」のラインナップを更新。
こちらは日本で普通に買える。
前モデルで搭載が見送られたWiFi、3Gも搭載。
3Gモデルでは
- Readerストアのみの接続に限定して2年間無料でつなぎ放題
- ブラウザ等の使用も可能な580円/月の定額接続
の2つの料金プランがあるようで、本家Kindleの3Gを意識した思い切った価格設定になっているようです。
確かにKindleは価格とサービスの観点からも世界的に注目されていることには間違いないのですが、こと日本に関してみればKindleのサービスは殆ど日本では享受できないので正直言うとあまりメリットがない。
SONY Readerはまだまだラインナップが不十分とはいえ、日本で使える電子書籍ストアがあるし、将来の汎用電子書籍フォーマットになると言われるePubへの対応もいち早く進んでいる。(Kindleも将来的な対応に触れているものの現時点では独自フォーマットのmobiとpdfのみ)
これらから考えて、どっちかを選ぶとしたらSONY Readerかなぁ・・・と。