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Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

星を追う子ども

公式サイト

ハイクオリティなアニメ作品を作ることで有名な新海誠氏の最新作「星を追う子ども」が上映されたので観てきました。

これまでの新海誠の作品と言えば数十分程度、長くても1時間ほどの短めの作品で、殆どの映像、演出を新海氏自身もしくは少数のスタッフのみで作ると言うことで非常に高いクオリティの映像を実現してきている。

しかし、今回は少し立場が異なるようで、作品としても2時間もの、作画等も海外や外部委託している部分もあるようです。


そのせいか、これまでの新海氏の作品にあったような「息をのむほど偏執的に美しい背景」という部分はあまりみられなかった。

また、予告編でも言われていたけど

新海誠が贈る本格ジュブナイル・アニメーション!
それは"さよなら"を言うための旅



うわぁ、今時「ジュブナイル」なんて宣伝文句で言うことじゃないだろと思っていたけど、実際観てみたら物の見事にジュブナイルでしたね。

っていうかジュブナイルが作りたくてたまらなかった、ってのが色々にじみ出ている。



まぁあちこちで言われていますが映像的に観ると、かなり宮崎駿の影響を受けていることはわかりました。もう「風の谷のうんたら」とか「天空の城なんたら」とか「もののけなにがし」とかその辺を感じさせるシーンが所々に見えて・・・





ただ、そこはさすが新海氏。キャラクターの心情を細やかに描くことで「さよならを言うための旅」という所をうまくまとめていると思います。






でも、個人的に思ったのは
「この映画でやりたいことが多すぎて色々詰め込みすぎたんちゃうか?」

と思った。正直2時間の映画なんだけど、ものすごいストーリーの進行が早い。とにかくめまぐるしくシーンが変わって次々とイベントが発生する。


なので観ている方もストーリーについて行くだけで精一杯な感じだった。正直、いくつかカットしてもう少しキャラの心情をゆっくり見せてあげてもよかったんじゃないかと。





映画を見終わって思ったのは、今回の作品が新海氏にとって一つのターニングポイントになるのかもしれない、ってこと。



これまでの新海氏の作品はどちらかというと少数精鋭で規模は小さいけど驚異的なクオリティの高い作品を作る「アーチスト」的な役割だったけど、今回の映画ではどちらかというと多くの人数で一つの作品を作る「監督、プロデューサー」的な役割の方が大きかったのではないかと思う。


これが本当に成功するのかどうか、今後の新海氏の作品を注目したい。

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