英会話のジオスが経営破綻
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数年前のNOVAに引き続いての大手破綻。
正直なところ一時期に急拡大した際に財務体質が脆弱なまま規模だけ増えていったツケが、景気の失速などで一気に崩壊していったのではないかと思う。
そして、社会問題にもなったNOVAの経営破綻が英会話学校業界全体の不信感を増長してしまった点も見逃せない。
もちろん他のスクールも全て危ないと言うわけではなく、財務体質のしっかりしたところもあるだろう。
ただ、NOVA、ジオスと大手の二社が相次いで経営破綻したことを考えると業界全体への風評被害は計り知れないものがある。
英語を学ぶ手段は決して大手英会話学校だけではないのだが、少なくとも英会話をやろうという人の門戸として一番影響力が大きいのはこれらの大手学校なのは間違いない。ちょっと大きめ鉄道の駅なら、NOVA、ジオス、イーオン、ECCのどこかのスクールの看板は必ずと言って良いほど目に入る。
NOVAだって破綻後に事業引き継ぎされて再開されているとはいえ、今でも古い看板のまま残っているところも多い。
こうした不安なニュースが続くたびに「英会話やめておこう」と言うマイナスイメージが国内に根付いてしまわないか残念だ。
私も今回のニュースとは異なる英会話学校に通っている身としては他人事ではない。