Re:RXJ Station

RX-JUNのブログです。ガジェット系ニュース、テクノ系音楽、カメラ、バイクの話題、アニメ、英語、本や音楽のレビューなどをだらだらと駄弁ります

RADIO SAKAMOTO twitter ustream

坂本教授が定期的に開催しているRADIO SAKAMOTO。今回は「tsudaる」でtwitter界で有名な津田大介氏ゲスト回と言うことで、収録の模様をtwitter ustreamでリアルタイムに配信していたそうだ。

私は休日出勤していたのでリアルタイムで聞くことはできなかったが、録画版が公開されていたので見てみた。

録画版へのリンク


これは、非常に面白い。
教授と津田氏が今のインターネットが普及した世界で、音楽を、コンテンツをどうやって聴いてもらうのか?と言うことをざっくばらんに語っている。

特に津田氏が注目している音楽の著作権に関する話はかなり突っ込んだところが聞けて面白い。どちらかと言えば音楽著作権に関する議論については一歩引いた立場だった教授が、今の著作権議論/論争に対する意見を述べているのも貴重です。

面白かったのが、教授のコメントで

もちろん自分はクリエイターではあるけど、ホントにまじめに音楽を作っているのはがんばってもせいぜい1日8時間程度、それ以外の時間は自分もユーザーとして音楽を享受する立場にある。権利者という立場でお金お金言っている人たちは、ユーザーとしての楽しさ、便利さを感じていないのか?

と言う見解。
デジタルで当たり前のようにコピーができるようになった現代で、音楽に対する権利って何なのか?音楽につけられる価格って何なのか?すごく素直に語っているのが印象深かったです。

我々はCDと言う板が欲しい訳じゃなくて音楽が聴きたい訳でそこにつけられる価格は何が原価なのか?そしてクリエイターにどのように還元されるのが幸せなのか?

今、著作権においては権利者と消費者が不幸な形で対立していると思うけど、それらに関わるすべてが幸せになるような仕組みができて欲しい、と教授は感じているようです。

私もそう思います。何でもかんでも自由にすればいいって物でもない、だからといって権利ゴロに蝕まれてがんじがらめなのも楽しくない。
みんながハッピーになる著作権の仕組みができることを祈っている。