かいじゅうたちのいるところ
世界中で読まれているという絵本、
「Where the wild things are」
- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお,Maurice Sendak
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/12/05
- メディア: 大型本
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を元に、スパイク=ジョーンズが映像化した作品・・・
ってことなんだが、そもそもその絵本知らなかった。
知人がどうしても観たいというので観ることにした。
てっきり、子供向けの単純明快ストーリーなのかと思ったら・・・
これが意外に難解な話だった。
誤解を恐れずに言えば
いろんな人と仲良くなりたいのに付き合い方がよく分からなくて、
自分の思い通りにならないと癇癪を起こして
人の優しさに飢えていて
でも孤独にならざるを得ない、エヴァのシンジみたいなダメ人間的なモンスターが大量に出てくる映画
意味不明、ですね。
私自身観ていて意味が分からなかった。
色々仲良くなったり揉め事起こしたりとあるんだが、結局何一つ解決しないまま物語は唐突に終わってしまう。
いや、童話原作のものに文句言っても仕方がないが、さも何か教訓的なメッセージがあるのかと思いきや、こんな尻切れでは何も学びようがない。
どこで笑ったらいいのか、泣いたらいいのかよくわからん微妙な映画だった
で、この映画とにかく主人公の少年、マックスもいわゆる「かいじゅう」たちもとにかく汚い。
至る所でじゃれたり寝っ転がったりけんかしたりするのでホントに体中が泥だらけで汚い。
で、彼らのおんぼろな着ぐるみを観て
あれ?なんか既視感あるなぁ・・・・と思ったら・・・
なんつーか、アレだ!
いやースッキリした。結局2010年のこの年代にウルトラファイトを劇場で観るとは思わなかったよwww