モヒカン族に長寿と繁栄を
ネット上でしばしば議論の炎上の元になりやすい人たちをモヒカン族と呼ぶってのを最近知った。
- 技術的知識に優れ、それらの知識を当然の物として扱いがち。
- 情緒的なやりとりよりは情報の交換を重視する。
- 社交辞令は抜かして端的に論点を述べることが望ましいと考える。
- ミスを指摘すること、ミスを指摘されることは悪意的なことや失礼なことではなく、間違った情報を訂正する大切な行為であると考える。
- 間違った情報を発した者には、即座に率直に真摯に訂正する習慣を身につけさせようとする。これは相手を「育てる」ことであると考えている。
- 情報に独自の解釈を加えて伝達するがごとき行為を伝言ゲームと解釈し、一律に嫌悪する。
- 発言内容こそが重要であり、発言した人物は重要ではない。
- 正しい情報に対して尊重する態度を持つべきである。
- 発言した人物によって受け取り方が変わるような情報であれば、その情報にはそもそも価値がない。
mixiや2ちゃんねる、古くはnetnewsの頃から見かけた光景だ。
感情的な人ほどこういうタイプの人の議論には食いかかってしまいがち。
私自身は間違いなく非モヒカン族。
モヒカン族の人を否定するつもりはないし、正当な議論を進める上ではむしろ必要な存在だとも思ったりもする。
ただ、自分自身はあまり関わりたくはないかな、とも思ったり。
で、ここまで来て気がついた
- 理論的に正しいことを徹底的に追求する。
- 議論を進める上で不要と思われることには一切興味を示さない。
- 感情に走る人たちとはしばしば議論がかみ合わない
と、きて・・・・ありゃ?これってスター・トレックにおけるバルカン人と地球人のやりとりそのものではないか?
だと思えば不思議としっくりくる。TOSで毎回毎回繰り返される痴話喧嘩は名物の一つと言っても良い。
ところが、TOSではなんだかんだ口げんかしても、いつの間にかお互いがわかり合って、数々の困難を乗り越えてしまう。
実はモヒカン族と非モヒカン族共存の鍵はスター・トレックにあるのでは?
とか、思ったり思わなかったり。