独断と偏見で選ぶダンスミュージック ICEBLINK/Ken ishii
日本が世界に誇るテクノDJの一人、ケン・イシイ。
彼がはじめて本格的に映画のサウンドトラックを担当したのが、織田裕二主演の映画「ホワイトアウト」。
雪に覆われた舞台を想像させるような透明感溢れ疾走感の高いサウンドトラックも話題になった。
ICEBLINKはテーマソングとして使われ、その後のケン・イシイのライブでも度々演奏されている。
- アーティスト: ケン・イシイ,インナー・シティ,Paris Grey,Ann Saunderson
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/07/19
- メディア: CD
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- アーティスト: ケン・イシイ,インナー・シティ,アン・サウンダーソン,パリス・グレイ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/08/18
- メディア: CD
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独断と偏見で選ぶダンスミュージック Intelstat / deadmau5
Deadmau5 - Intelstat (1080p) || HD
EDM界の寵児、deadmau5の曲の一つIntelstat。
聴いてもらえば分かるけどある曲が大胆にサンプリングされている。
それは映画「攻殻機動隊 Ghost In the Shell」のメインテーマである「謡」
M01 Chant I - Making of Cyborg - Kenji Kawai (Ghost in the Shell Soundtrack)
川井憲次による民謡歌手による大和言葉による幻想的な歌詞と極限まで楽器を絞ったシンプルな楽曲。
それを大胆にダンスミュージックにミックスしたdeadmau5も大胆というか何というか・・・
独断と偏見で選ぶ秀逸ゲームミュージック Ideal「理想」/ 斑鳩
Ikaruga Chapter-01 ideal OST ( HD )
独特の世界観やゲームシステムを用いたゲームを作ることで有名な「トレジャー」が手がけた傑作シューティングゲーム「斑鳩」
敵も味方も「白」と「黒」の属性が有り属性を巧みに切り替えることで進んでいく他には無い全く斬新なシステムが特徴だった。
映像も当時としては最高級のグラフィックを駆使し、ステージ途中に漢字を多用した日本語でメッセージが入ると言う和風テイストもあった。
音楽も一度聴いたら忘れられない。
コトブキヤ 斑鳩 飛鉄塊 銀鶏 [白] 1/144スケール プラスチックキット
- 出版社/メーカー: 壽屋
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
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(書評) ゼンデギ/グレッグ・イーガン
以前からファンのグレッグ・イーガンの作品。
マーティンとナシムという二人の主人公の物語が絡み合うストーリー。
マーティンはオーストラリア出身の元ジャーナリストでイランの民主化運動を取材していたがそこで起きた体験が元でイランに移住することになる。
一方のナシムはイラン出身だが迫害され米国に亡命。動物や人間の精神や記憶を研究するエンジニアとして成功するが祖国のイランへの思いは募っていた。
マーティンは妻を亡くし幼い息子のジャヴィードと二人暮らしをするが、やがて自分が病に冒されていることを知る。自分が亡くなった後、息子を一人残していく事に強い憂慮を抱いていた。
ナシムは民主化された祖国へ戻りオンラインゲームを運営する「ゼンデギ」の運営/経営に関わるようになる。
ゼンデギはプレイヤーはHMDのような物を被ってプレイする今風に言えばVRのオンラインゲームであり、プロキシと呼ばれるNPCと関わり合いながら様々なシナリオをプレイする。
プロキシは通常プログラムで決められた応答しか出来なかったが、やがて現実の人間の反応を真似てより人間に近い応答を出来るようになっていく。
マーティンはそんなテクノロジに興味を持ち、ナシムに自分のコピーを作れないかと打診する。自分が亡くなった後も息子のジャヴィードを見守る存在としていわば「バーチャル・マーティン」を残したい、と言う事。
マーティンは息子にそのことを隠したまま、親子で「ゼンデギ」を楽しむことになるが・・・
と言うのが大まかなストーリー。
イーガン作品と言えば、「人間の記憶や精神を完全に電子化し物理的な肉体から解放」みたいな遠未来をテーマが有名だが、この作品は舞台がほぼ現代なのでそれらと比べるとテクノロジーレベルはかなり現実に近い。
この作品が書かれたのは2009年だが、オンラインゲームやVRと言った要素も2017年の現在では身近に感じる。
その為、まだまだ人間の精神を完全に電子化するレベルではなく
「人の反応を学習してその人の行動パターンを習得するAIもどき」
しか実現できない。
そこに至るまでの技術的な描写等はさすがイーガンと言えるけど・・・
全般的に長めの小説の割に中々ストーリーが進まない。
そしてストーリーの多くを占める「ゼンデギ」内でのゲームシナリオが古代中近東の寓話や神話などを元にした物なので正直日本人には全然馴染みがなくて分かりにくい。
実はこの書籍をKindle版で買ったのは2015年頃だけど、読み終わったのは今日。
どうにもこうにもストーリーが面白くなくて中々読み進められなかった。
マーティンの息子を思う気持ちと、テクノロジーの理想と現実の狭間に打ちのめされるナシムという二本立てのストーリーが特徴だったけど、何かどちらもスッキリとは終わらなかったのでなんとも言えず後味が悪い。
イーガン作品好きではあるけどちょっと自分には合わなかったようです。
仕事は楽しいかね? / デイル・ドーテン
出張先から戻るために入った空港で、大雪のため、一晩空港で滞在することになってしまったビジネスマンがとあることから高名な実業家の老人と出会う。
彼は仕事や私生活の鬱憤をその老人に打ち明けてしまうが、老人の返す含蓄のある言葉やアドバイスに次第に引き込まれていく。
ちょっとしたショートストーリー仕立て形式のある種のビジネス書。
成功のためのハウツーでは無く、心構えと言うか常に新しい事にチャレンジしていくことの正しさを説いたような内容。
そう言う意味では具体性のある内容では無く、価値観と言うか意識の改革を促すような内容と理解した。
内容自体はとても為になるのだが、男性が悩みを打ち明ける対談形式で進んでいくので、種々様々なアドバイスが散発的に出てくるのでちょっと論理的なまとまりが無いので、呼んだ後に頭の中で整理がしにくい感じ。
独断と偏見で選ぶ秀逸ゲームミュージック Hisotory1 / Hector87
シューティングゲームには本当に名曲が多い。
ヘクター'87はファミコン世代のハドソンがリリースしたシューティングゲーム。
タイトル通り1987年の作品で、ハドソン絶頂期の所謂「キャラバン大会」でも使用されたもの。
若干他のハドソンシューティングとはゲーム性が異なりイマイチ人気は出なかったようだけど音楽は秀逸。
コンポーザーはハドソン作品ではお馴染みの国本剛章氏
後のスーパースターソルジャーではこのアレンジ版がある。
PCエンジンからスーパースターソルジャーのヘクター'87のBGM
ハドソンベストコレクション VOL.5 シューティングコレクション(スターフォース・スターソルジャー・へクター'87 収録)
- 出版社/メーカー: ハドソン
- 発売日: 2006/01/19
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スズキが250cc ロードスポーツバイクGSX-250R発表
カワサキのNinja250
ホンダのCBR-250R→CBR-250RR
と各社250ccクラスのフルカウルがここ数年で充実してきたけど、スズキだけ乗り遅れ感があったけどようやくGSX250Rを発表
うーん、何というかやっぱりコレジャナイ感が・・・
この辺がスズキっぽいと言うか。
他社品と比べると低中速トルクと燃費重視と言う事でスポーツモデルと言うよりはフルカウルツアラーって感じなのかな。
各社の250ccクラスの比較・・・と言っても私は全然詳しくないのでこの辺を参考にした方が良いかも。
ローグ・ワン
ローグ・ワン観てきました。
スターウォーズの正史に対する外伝的な本作。時間軸的にはEP3とEP4の間、と言うより、EP4の直前。
物語の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の少し前。
銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器<デス・スター>。無法者たちによる反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かう。
その運命のカギは、天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父に隠されていた・・・。
映画としては楽しめましたが、正直ツッコミどころが一杯すぎ・・・
ネタバレ有るので観てない人はスキップしてください。
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7つの習慣/スティーブン・R・コーヴィー
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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最近時間無くてあまり本読んでいなかったけど久々にビジネス書読んだ。
と言うかある意味定番中の定番、「7つの習慣」。ずっと昔に社会人になって最初の上司に「読んだ方が良い」と言われていた本。
読もう読もうとずっと思っていてこんなに時間が経ってしまった。
仕事に限らず、人生を送る上で行うべき7つの習慣をまとめたもの。7つの習慣とは
の7つ。1~3までは「私的成功」を実現するための習慣。
「主体的である」とは外部からの刺激にただ反応するのではなく、自分の意志、良心、自覚、想像に基づいて主体的に選択する必要がある、ということ。
「終わりを思い描くことから始める」とは、自分の果たすべき役割(ミッション・ステートメント)を明確にし、自分の行動規範とすること。
「最優先事項を優先する」とは、「緊急では無いが重要なこと」を計画をたてて実行することで、如何なる事態にも対応できるようにすること。
4~6までは「公的成功」を実現するための習慣。
「Win-Winを考える」は文字通り他と交渉する時に一方的に自己の都合を押しつける「Win-Lose」ではなく、お互いが利益を得られる「Win-Win」又は「Win-Win or No Deal」を求める。お互いの信用を築くためのプロセス。
「まず理解に徹し、そして理解される」は、相手の意見を聞く際に頭ごなしに批判するのでは無く共感し、相手の立場を思いやり信用を得る。
「シナジーを創り出す」はそれぞれの立場、意見、力を結集して全く新しい価値を創り出すこと。
そして最後の「刀を研ぐ」はこれら全てを実現するために、心身共に鍛える事を怠らない。
これらの習慣は決して一つ一つが難しいことでは無いが、継続的に続けていかないと効果を発揮しない。それぞれの習慣について具体的な事例を挙げて説明しているので効果がとても分かりやすい。
個人的な驚きとしては、「欧米人は個人主義が当たり前」だと思い込んでいた私のステレオタイプと全く違う、理性と共感に基づいた実に論理的な事を述べている点だった。
世界的に有名な定番のビジネス書と言われている本書ですが、もしこれが本当に世界中のビジネスマンに読まれているのだとしたら、何故こうも利己的なビジネスやトラブルが世界中で絶えないのか不思議でならない。
ある意味グローバリズム、ソーシャルビジネスの根底にあるのがこれらの週刊に根付く思想なんだと思う。
ただ、皮肉にも2016年はイギリスのEU離脱やアメリカ第一主義のトランプ氏の大統領選勝利などある意味反グローバリズムの潮流が動き始めた時期で有り、そのような時期にこの本を読むことが出来たのはある意味象徴的だった。
この「7つの習慣」に書いてあることは確かに素晴らしいし、凄く納得性がある。ただ、現実はそう理想的には行かないと言う事も踏まえつつ実践できることからやっていきたいと思う。
2016年を振り返る
本blog毎年大晦日に更新する、1年を振り返るシリーズ。
今年も1年を振り返ります。
2016年は、車、バイクのカスタムは一段落して主にあちこち出かける方に特化した感じでした。
志賀高原~草津と福島のツーリングはバイク仲間と行きましたが、遠かったですがとても良い景色で良い経験になりました。
仕事が忙しい時期は1ヶ月以上乗れない時期もあったりもしましたが、やはり景色の良い所に出かけるのはストレス発散にも良いですし、季節を感じられて良いです。時に寒かったり、暑かったり、色々大変でしたがそれもまた楽しい。
実はblogで触れていない長距離ドライブ、ツーリングもあちこち行ってます。来年も安全運転で楽しみたいと思います。
車系のイベントも色々行きました
ソニックプラスセンター豊田への弾丸日帰りドライブは今思い出してもかなり無茶なスケジュールだった。もうあんな強行軍はやるまいと心に誓った一日でした。
86 Styleは今年は割とじっくり楽しめました。
オートサロンは来年も早々にあるので行きたいかな。
一時は景気低迷で元気の無かった各自動車メーカーも、自動運転やダウンサイジングターボ、電気自動車系で従来の自動車の枠にとらわれない新しい潮流が出始めて来ている。
ワクワクさせるような楽しい車がもっとでてくると楽しい。
ライブイベント系は今年はあまりスケジュールが合わず少なめ
UltraJapanはあきらかに今までの自分の趣味の範囲外だったEDM系に初挑戦で行ってみたけど、そのエネルギー感たるや凄まじいものがあった。
Underworldの単独公演は正直あまり期待していなかったけど、想像以上に内容の濃いライブで良い意味で予想を裏切られた感じで大満足でした。
一方でBOOM BOOM SATELLITESの活動終了とボーカルの川島さんの死去は本当に衝撃でした。デビュー当初から知っていたしライブにも何度も行った。本当にファンだっただけに残念。
本当は川島さんのお別れ会行きたかったけど仕事でどうしても行けなかった。
冥福をお祈りします。
映画関連で見に行った物は以下の通り
ご存知の通り今年は「シン・ゴジラ」と「君の名は。」が大ヒットでしたが、それ以外も今年は邦画の当たり年だったように思う。「シン・ゴジラ」は都合2回観ましたが、一つの映画を複数回観たのは本当に久しぶり。これは本当に作り込まれていて、情報量が膨大にあるので何度も観てみないと見落としている部分が必ずある。何度観ても新しい発見が有り、庵野秀明の作品としては意外なほどしっかりまとまっている。これは良作。
「君の名は。」は興行収入が200億円を越えるメガヒットになったけど、個人的には過大評価されすぎ感はあるかな。とても良い映画だとは思うけどそこまで大ヒットするようなものか?と言われれば疑問。
ガジェット系で買った物は・・・
CM10は変態デジカメではあるけど、実は思いの外出番が多くて買って良かったと思ってます。他にもミラーレスや一眼(OLYMPUS E-P5、Nikon D7100)持ってますが、やはりこのスマホサイズのCM10で1インチセンサーと言う絶妙なサイズとスペック感がとても良いです。スマホのカメラでは撮れないような綺麗なボケもイケる割にポケットに放り込めるのでとても良いです。単焦点なので画角に限界が有り少々クセはありますが使いどころを間違えなければとても良い。
iPhone7はヘッドホンジャックやボタンを廃止したりして賛否両論有りましたが、何だかんだで慣れました。
一方でコンテンツ系に関して言うとやはり昨今の定額化、サブスクリプション型サービスの流れは止められなくなってきていると思う。
自分は今コンテンツ系はこんな感じになってしまいました。
- 音楽・・・Apple Music
- ビデオ・・・Amazon Prime Video
- 電子書籍・・・Kindle Unlimited
- ゲーム・・・Playstation Plus
音楽系は以前はGoogle Play musicを使ってました
が、実はこっそり退会してApple Musicに乗り換えてました。
理由としては、メインで使っている音楽プレイヤーが結局iPhone7になってしまったのでApple系と相性の良いApple Music の方が何かと制限が少ないから。一応Android版のApple Muscプレーヤーも出ているし。
ビデオ系に関しては単純にコンテンツ数だけで言うとhuluやNetflixの方が充実しているんでしょうが今のところAmazon Prime Videoで十分です。と言うのも元々AmazonのヘビーユーザーなのでAmazon Primeを元々契約していたので追加費用がいらないこと。
そして何と言っても、Amazon Prime Video限定の「Grand Tour」がキラーコンテンツ過ぎる!
TOP GEARを追い出されたジェレミーら3人の新番組が観られるのがAmazon Prime Videoだけ、ってのが大きい。はっきり言ってこれを観るだけでも価値あり。
そして、電子書籍はKindle Unlimited。最近雑誌を除いて本は殆ど電子書籍で買うようになってしまった。Kindle Unlimitedも開始当初、講談社書籍の全削除などで炎上しました。
まぁ確かにunlimitedと言いつつ何でも読めるわけでは無い。
そんなに都合の良いサービスでは無いけど、ちょっと前の話題作とかが意外と読み放題対象だったりする(例えばハリーポッターシリーズとか)ので、自分としては「割に合う」と思ったので契約して読んでいます。
またKindleではunlimited対象以外の電子書籍も随時割り引きとかあったりするのが、紙の書籍には無いのでありがたい。
現実問題、最近身の回りで零細な中小規模の書店がどんどん閉店している。紙の本に触れる機会がどんどん減っていくのは悲しい事だけど、一度動き出した電子書籍化の流れは止められない。
そして、ゲームは最近は専らPS Plus
サービス内容 | PlayStation®Plus | プレイステーション® オフィシャルサイト
PS Plusの契約をしていると毎月「フリープレイ」という枠が有り、一部の旧作が無料でダウンロード/プレイし放題になる。
当然最新作というわけでは無いが、1~数年前の話題作が無料でプレイ出来るのはお得。自分では意図的には絶対選ばない様なジャンルのゲームを試しにダウンロードしてみたら意外と面白かった、と言ったような発見もあって面白い。
と言う事で殆ど最近ではサブスクリプション型サービスに頼りっきりでコンテンツを「物体」として買うことがめっきり減ってしまった。
消費のスタイルが大きく変わってきたのは疑いようのない事実だと思うが、従来型のビジネスでは成り立たなくなってきている証左とも言える。
私生活は相も変わらずヘタレで、本当にもうどうしようも無くアレですが・・・
今日があるのは皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。そして2017年が皆様によって良い年であることを祈っております。